割安株投資研究所

2004年に株式投資をはじめました。現在の投資スタイルは割安株投資がメインです。好きな格言は「人の行く裏に道あり花の山」。

ミサワ(3169)の株主総会に参加してきました

本日は、仕事がたまたま休みだったため「unico」ブランドで家具・インテリア雑貨などを製造販売している「ミサワ(3169)」の株主総会に参加してきました。

冒頭15分くらい遅刻してしまったため途中参加となってしまい、私が席に着いた時にはちょうど株主からの質問が開始されるタイミングでした。

以下、質疑応答の内容です。

内容は私の方で解釈したものなので、不明な点は直接IRにお問い合わせくださいね。

社外取締役を置くということだがその人物について

マザーズ上場時に監査法人でお世話していただいた方で当社のビジネスに対しても造詣がある。社内の管理面で力を発揮してくれると思う。

⇒最近総会に参加すると必ず社外取締役の質問がありますね。皆さん関心があるんですね。私は特に興味ないです。

②現在無配だが配当をはじめる気はあるのか?

unico事業を40店舗まで拡大、その他の新ブランド立ち上げなどで事業の成長に資金を投じたいが、株主への配当は重要な課題と認識しており、来期もしくは再来期には期待に応えられるようにと思っている

⇒個人的には無配でも良いと思っています。その分、事業成長で報いて株価が上昇してくれた方がうれしい。私は配当を期待している銘柄と成長期待の銘柄を分けて考えているが、世の中そうでもないようですね。

③新任取締役の大塚さんが総会に参加されていないが、その理由は?

ご家族の急病で、急遽欠席したようです。

⇒総会開始前に一言株主に説明があっても良かったでしょうね。

④おみやげの優待券(3,000円)を1,000円×3枚にして欲しい

貴重なご意見として今後の参考にさせていただく

⇒そんなのどっちでも良いです

⑤レストラン事業の今後と前期1店舗閉店した理由について

今秋に家具とレストランの複合店舗の1号店をオープンさせる予定。

閉店させた店舗は旧本社に併設していた店舗で、本社移転に伴い閉店とした。レストラン単体では厳しいと判断した。

⇒レストラン事業単体では赤字ですからね。あくまで家具の製造販売が事業の中心で、ライフスタイルの提案の一つとしての補完事業という意味合いでレストラン事業を行っているようです。

株主優待制度の長期保有優遇について

株主優待制度の内容を改善については課題と認識してる。長期保有優遇に関しても検討したい

⇒発言の内容を聞く限り、株式分割したので100株保有と複数株保有で分けた優待改善を考えていそうな雰囲気は感じました。

⑦社名(ミサワ)とブランド名(unico)が一致していないので、統一した方がブランド価値が高まって良いのではないか?

unico以外のブランドも今後考えているので、社名をunicoにするとそのブランドイメージが今度は強過ぎてしまうと思っている。

⇒私には社名にまで口出しする勇気はありません(^^ゞ

⑧昨年オープンした武蔵小杉店の近況について

細かい数字は言えないが非常に堅調

⇒私も何度か足を運んだことがありますが、入りやすくて雰囲気良いお店ですよね。

⑨従業員の勤続年数が4~5年と短いように感じるが?

若いスタッフが多く、同業他社と比較しても特別短いということはない。現在、店舗スタッフを全員正社員としての雇用に切り替えようとしている

⇒若い女の子が多い業態は勤続年数がどうしても平均すると短くなってしまいますね。店舗スタッフの正社員化は私は賛成です。当社のような企業はブランド価値をしっかり理解したスタッフの方が良いでしょうから

⑩1株当たりの利益が下がった理由は?

株式分割したからです。

⇒・・・。

⑪unico事業でライフイベント(新生活や引越しなど)に応じて他社との提携は考えていないか?

新生活や引越しの時期は家具の売上も高いので、マンションメーカーや結婚式場などとの提携を模索している。店舗・ネット販売以外のチャネルを増やしていくことは重要な経営課題と認識している。

⇒オムニチャネルプロジェクトを推進していくと決算説明資料にもあるので、いろいろ検討している感じがしました。

⑫家具の引き取りサービスを始める気はないのか?

単独で行うと費用が掛かりすぎるため、地域の廃棄物処理場のご案内にとどめている

⇒これは消費者としては期待したいサービスだと思いますが残念ですね。

⑬月次売上高の開示について

以前からニーズがあることは承知しているがシステム上不可能であった。しかしながら、来年2月に向けて現在基幹システムを変更中で、来期の第2四半期以降は月次売上高の開示ができるのではないかと思う。

⇒投資家としてはうれしいですね。

⑭中期経営計画達成に向けて

家具事業の切り口としてはunicoブランドの他にターゲットの年齢層を高めにしたブランドを展開していきたい。その他にもレストランとの複合店舗やファブリック(ラグ・カーテン)強化、布製品の専門店など複合的な戦略を考えている

⇒いろいろ成長に向けて戦略を考えてそうなのは感じました。投資家としては結果を見て判断するしかないですね。

⑮おみやげの優待券がunicoでしか使えない理由は?

当社の主力事業であるunicoを理解してほしいという趣旨と、レストラン事業は東京のみで地域性が偏るためunicoのみでの使用としている。ただし、今回そういう意見があるということが分かったので次回からの検討課題とする。

⇒おみやげに意見する感覚は私にはないです。

以上が質疑応答の内容のまとめです。

個人的には今後の新たな事業展開の成否を判断してからでないと、なかなか今の株価水準で買い増していくのは勇気がいるなぁという感じですね。しばらくは株主優待目的で保有している300株で留めておこうと思います。

 

それではまた明日(@^^)/~~~

 

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