割安株投資研究所

2004年に株式投資をはじめました。現在の投資スタイルは割安株投資がメインです。好きな格言は「人の行く裏に道あり花の山」。

アイ・エム・アイ(7503)がMBOを発表

以前、このブログでも取り上げた「アイ・エム・アイ(7503)」が昨日の引け後にMBOを発表しました。
TOB価格は1株2620円時価総額149.6億円)で、TOB期間は7月8日~8月19日までの30営業日です。
7/5の終値が1630円(時価総額93.07億円)でなので、60%プレミアムということになります。

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
と言いたいところなのですが、わたくし100株しか保有していません( ̄ー ̄;
ブログで良い結果ですねと紹介しておきながら、お恥ずかしい限りでございます。

一応私の提示した株主価値は3099円時価総額176.93億円)なので、それなりにきちんと評価されたTOB価格だなという気がします。


会社が発表した「MBOの実施及び応募の推奨に関するお知らせ」を読むと、ここ数年の利益拡大は記録的な円高の恩恵を受けていた面も否めず、平成25年1月以降の急激な円安傾向は、対象者の仕入条件に大きな影響を及ぼしています。加えて、対象者を取り巻く事業環境は、以下の通り、非常に厳しいものとなっております。すなわち、人工呼吸器等の対象者の主力商品の主要購買者である急性期医療を担う大規模病院数は、医療制度改革等の影響を受け年々減少し、病床数200 床以上の病院数はピーク時の平成2年には約2,920 施設あったものが平成23 年には約2,650施設まで減少しております。このような状況の下、医療機器販売市場は一段と厳しい商品力競争、価格競争、サービス競争を余儀なくされており、近年の対象者における売上高の成長性も先行き不透明な状況が続いています。
こうした経営環境の見通しのもと、対象者の代表取締役社長である積賀一正氏は、現在の対象者の競争優位性を引き続き維持し、持続的に対象者の企業価値を向上させていくためには、以下の施策の実行を始めとする抜本的な事業再構築を推進していくことが必要不可欠であると考えるに至りました、との説明があります。


確かにここ数年の業績は円高の恩恵をフルに受けていたのが、下の資料を見るとよく分かると思います。


したがって、今後業績の成長が見込みづらいということを考えれば、投資家にとっては最高のタイミングでのMBOの発表と言えるかもしれませんね。

それではまた明日(^_^)/~


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