夢の街創造委員会（2484）が年初来安値更新
相場の地合いが良いので、日課としている日々の年初来高値銘柄のチェックも大変になってきています。そんな中この地合で年初来安値を更新している銘柄もチェックしているのですが、本日「夢の街創造委員会（2484）」が年初来安値を大幅に更新していました。
この銘柄は「鎌倉雄介の株道場」というブログで推奨されている銘柄の一つなのですが、哀れな素人投資家の行く末という意味で興味深いので取り上げてみました。
私は他人の推奨銘柄は、自分の判断基準というフィルターに通さない限り投資することはないのですが、そういうことをしない、もしくはしたつもりになっている投資家が多いのを非常に残念に思っています。
他人の推奨銘柄（株雑誌も含む）で銘柄を見つけること自体は特に否定しませんが、自分のフィルターに通さないと、なぜ買ったのか、どういう理由で売るのかなど、どのように基準を設けるのでしょうか？
また、ブログのコメント欄でこの銘柄はどうでしょうか？などと質問してくる輩がいますが彼らも同類で自分の頭で考えていない、あるいは自信がないかのどちらかで株式投資に向いていない代表格です。
投資を始めて1年くらいなら大目に見ることはできますが、それ以上の投資経験がありながらこのような行動を取る方はダメでしょうね。
今回の場合でいうと鎌倉さんに八つ当たりする輩が必ず出てくるでしょうね。
情けないですね。
理由はどうあれ自分の判断で投資したのですから、すべて自己責任です。
ちなみに私のフィルターでいうと「夢の街創造委員会（2484）」に投資することはあり得ません。
本日の大幅安後の終値750円（時価総額83.23億円）で株式指標はPER42.0、PBR4.26。今期の予想営業利益が4.6億円（来期の四季報予想は5.4億円）しかないので、割安株が本業の私には縁のない銘柄です。
もし投資するなら株価が200円を割り込んでこないと食指は動きません。
だからと言って現状の株価から再び上昇に転じないかというとそれは違います。これが株式市場の面白いところで、いろいろな材料（本日で言うとLINE関連）や短期の需給（思惑）によって株価が上下するので、結局は自分が分からない銘柄には近づかないことが肝要です。
私も古くからのブログの読者なので鎌倉さんのことを一言で言い表すと、材料株で投資を行うタイプの投資家さんです。材料株で投資をするには投資期間は数か月というのが相性が良いでしょうし、株価の乱高下も付き物だと思うのですが、ブログのコメント欄を読むとそれを認識できていない方も多そうですね。
他人の投資行動にアドバイスするというのは本当に難しい作業で、その人の経験・知識・資金量も違うし、生活スタイル・リスク許容度・性格が違えば向いている投資スタイルも十人十色です。
したがって、結局は自分なりに試行錯誤しながら独自の投資スタイルを築き上げていくしかないわけです。良いコーチでもいればその時間を短縮することは可能でしょうが、素人にとっては自分に合ったコーチを探し出すのも難しいんですよね。
皆さん自分の頭で考えましょうね^^;
それではまた明日(^_^)/~
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