5/13決算メモ - 割安株投資研究所

◆ウェッズ（7551）Ａ

保守的な業績予想を開示する会社なので心配していたが、1％強の増収増益予想を出してきました。これは今期も業績に対して相当自信があるのでしょうか？

気になっていた配当に関しても前期同様50円配当を継続し、期末一括配当だったものを、今期は中間20円/期末30円の配当方針に変更するようです。

これで、5/13の終値805円に対する配当利回りは驚異の6.21％となります。

このＩＲに対してPTSではストップ高となっており、明日以降の株価の推移が非常に楽しみになりました。まぁ、株価1,000円くらいでは売る気は毛頭ないですけどね。

ちなみに目標株価は2,078円なので、まだまだ当社とは長い付き合いになりそうです。

◆ハピネット（7552）Ｃ

妖怪ウォッチの大ブレークで注目を集めている当社ですが、今期も増収増益の予想です。

しかしながら、伸び率鈍化の業績予想のため株価へのインパクトという意味では物足りない決算となりました。PTSでも売られており、株価は当面の天井をつけたんでしょうかねぇ？

業績予想自体は悪くないし、株価も決して割高という訳ではないですが、立ち直るにはしばらく時間がかかりそうな気もします。ただ、第1四半期の決算で驚異の数字を叩き出す気もするし、忘れた頃に株価が動き出す気もするしで慌てることはないと思います。

◆東京ラヂエーター製造（7235）Ｃ

特に見るべきものはないですね。インパクトの小さい決算だと思います。

元々、今期予想営業利益17.5億円に対して、5/13現在の時価総額が67.10億円で割安度はな銘柄なので、今回の決算で大きく下げることはないと思いますが、他に買いたい銘柄が多数あるので、割安といえども私は当社への投資はパスします。

◆本州化学工業（4115）A

和歌山工場の採算改善とドイツの合弁会社が業績を牽引するようで、今期も素晴らしい伸び率ですね。創業100周年ということもあり、経営陣の気合の入り方も違うんでしょう。配当金も記念配込みで4円増配の20円となるようです。

「平成26年3月期決算」PER10.4/PBR0.60

今期は売上高は横ばいながら、営業利益は109％増の8.3億円と利益面では急回復するようです。しかしながら、営業利益11～16億円の頃もあったことを考えると物足りなさは感じます。

今期も大口取引先の良品計画（無印良品）が、増税後も価格を据え置く政策を取っているので、その煽りを受けなければ良いのですが、果たして第1四半期はどのような業績になるのか注目ですね。

◆コンテック（6639）Ａ

四季報のコメントから今期も期待していましたが、予想以上の好決算でした。ただ前期の業績予想が未達だったため、今期の業績予想も若干割り引いて考える必要はあるかもしれません。

それを差し引いても今期の業績予想は魅力的で、四季報では今期の予想営業利益は8億円でしたが、会社予想は10億円と大きく上回ってきました。

PERは投資有価証券の売却益3億円を見込んでいるので、そのまま信じるわけにはいきませんが、経常利益の6割と見込んで計算した修正PERでも7.0倍なので株価の上値は大きいでしょう。

事業としては産業用PCと太陽光発電用計測器が伸長するようです。買収した米国医療機器メーカーの上乗せ、親会社ダイフクも業績好調と事業環境は良好ですね。

◆書籍紹介

それではまた明日(^_^)/~

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