南海プライウッド（7887）の目標株価

本日も時間がないので、ササッと終わらせたいと思います。

本日は、和室天井材のトップメーカーである「南海プライウッド（7887）」の目標株価を考えたいと思います。

事業内容から今期は消費増税前の需要が見込まれるため業績は良さそうだと判断されます。
実際「第1四半期の決算短信」を見ると、それが顕著に表れています。

問題は来期の反動がどの程度で落ち着くのかということなのですが、そんなことは誰にも分からないことなので気にしません(^▽^;)
円安も原材料高となるため良くないようですね。
良くないことだらけですが、電線関連事業は公共工事が今後はある程度期待できそうというプラス面にも一応触れておきます。
また、今期より3億円を投じて太陽光発電を開始するのですが、資産を有効活用できていない企業にありがちなことですね(^_^;)
ちなみに前期のROAは2.1％です。

しかし、この企業は有利子負債がゼロなので、ある程度の水準で投資できれば長い目で見てリターンを得られると可能性は大いにあると思います。そのある程度の水準を知るために本日も目標株価を考えていきたいと思います。
まず事業価値は、今期の予想営業利益4.3億円に割引率を10％にして計算すると25.8億円になります。
財産価値は28.35億円、負債はゼロです。
したがって株主価値は54.15億円になります。株価に直すと535円です。
8/22の終値が365円（時価総額36.85億円、PER11.53、PBR0.23、配当利回り2.19％）なので、現在の株価は約32％割安であるという結論です。

この企業は過去10年で6回、営業利益が5.5億円以上の年があったので、ポテンシャルとしては事業価値をもう少し上振れて考えても良いかもしれません。
しかし大きく成長が期待できる企業ではないので、これくらい保守的に考えた方が良いかもしれません。

それではまた明日(^_^)/~


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