割安株投資研究所

2004年に株式投資をはじめました。現在の投資スタイルは割安株投資がメインです。好きな格言は「人の行く裏に道あり花の山」。

地域新聞社(2164)の目標株価

本日は、千葉県を中心に無料情報誌「地域新聞」を発行する、「地域新聞社(2164)」の目標株価を考えたいと思います。

実は昨日のブログアクセス数が過去最高を更新したので、似たような企画で財産価値の高い銘柄を本日も紹介したいと思います。

本日紹介する「地域新聞社(2164)」は、3/5の終値263円は時価総額に直すと4.85億円という非常に小さな規模の企業です。したがって、それなりのリスクがあるのはご承知ください。
ただし、負債はゼロなので倒産というリスクが極めて低いと思います。

まず今期の業績を一応確認しておきましょう。
この会社は8月決算銘柄なので、今期は第1四半期の業績まで公表されています。
こちらの「2013年8月期第1四半期決算補足説明資料」を確認すると、増収大幅営業減益ですが、実は営業利益に関してはほぼ会社計画通りとなっています。
セグメント別に見て好調なのは「折込チラシ配布事業」で、新聞を読まない人が増えているために需要があるようです。
今期の会社計画は売上高27.1億円(前年比3.2%増)、営業利益1.35億円(前年比7.7%増)となっています。まぁ個人的には本業の成長力に魅力を感じているわけではないので、多少減益でも許容範囲内なのですが、増収に越したことはないですよね。

事業価値を算出する際に用いる営業利益は過去の5年の平均である1億円で考えます。
割引率は10%で計算すると、事業価値は6億円となります。
お待ちかねの財産価値ですが、直近の「平成25年8月期第1四半期決算短信」でBSを確認すると、現預金が8億円あります。
したがって株主価値はざっくりと14億円(株価759円)になります。
3/5の終値263円に対しては65%割安な状況になります。
う~ん!素晴らしい割安度ですね(*v.v)。

しかしだからと言って、株価がそうやすやすと上がらないのがこの手の銘柄なのでそのあたりはご容赦ください(^▽^;)

それではまた明日(^_^)/~


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