明光ネットワークジャパン(4668)の優待改悪
先週末、高額QUOカード(3,000円分)優待でおなじみの「明光ネットワークジャパン(4668)」から優待改悪のIRがありました。
同時に資本・配当政策の変更も発表されており、要するに優待は控えめにするけどその分配当で報いますよということです。
まず、優待に関しては100株株主は3,000円のQUOカード→1,000円のQUOカードへ変更ということで、優待利回りで考えると2.33%→0.78%へと大幅減になります。
これでまったく魅力のない優待銘柄になってしまいましたね^^;
私は余程のことがない銘柄は長期保有せず、クロス中心で優待取得しているので、そういう方には非常に残念な今回の発表だと思います。ただ、1日だけクロスすれば優待貰えるというのも・・・な話ではあるので、まぁ仕方がないですね。
ただし、優待改悪だけで終わらせる極悪企業と違い、資本・配当政策の変更で既存の株主に報いる決定をしています。
簡単に説明すると、配当性向を35%→80%へ段階的に引き上げ、自社株買いもやりますよということです。まぁ、株主との関係性においては優待で釣るよりも、こちらの方が本来の姿ではありますよね。
一つだけ懸念は段階的に配当性向を引き上げるという点で、いつの時点で配当性向が80%になるのか明確の数字が発表されていないことです。
ちなみに今期の予想配当性向は42.4%で、前期・前々期と比べても微増程度です。このペースの段階的引き上げならば、10年くらいかかる計算なので「う~ん!」という感想を個人的には持ってしまいます。
ちなみに今期の予想配当金に対する配当利回りは2.95%で、優待もプラスした総合利回りは3.72%です。
今回の発表を受けてPTSでは好意的に受け止められているようで、5%以上値上がりしています。
恐らく週明けも値上がりして取引は開始されると思いますが、買いがその後も続くのかどうかは注意深く見守りたいですね。
それではまた明日(^_^)/~
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