割安株投資研究所

2004年に株式投資をはじめました。現在の投資スタイルは割安株投資がメインです。好きな格言は「人の行く裏に道あり花の山」。

VTホールディングス(7593)に投資しました

東京株式市場の週間連騰記録はついに12週でストップしましたね。
今週は、週初から今までとは持株の動きが違っていたので警戒はしていたので、大きな痛手はあまりありませんが、今月のパフォーマンスは今のところTOPIXに負けています。

先日記事に書いた「VTホールディングス(7593)」の第3四半期決算が投資家の期待を裏切る内容であったために本日急落しました。

ということで、少々詳しく第3四半期の決算内容を見てみたいと思います。
売上高は823億円で前年比25.5%増、営業利益は45.4億円で前年比10.3%増と過去最高を更新しています。しかしながら、通期の会社計画が売上高1180億円で前年比22.9%増、営業利益が78億円で前年比17.1%増を計画していたので、営業利益の未達懸念で売られる結果となったようです。前年の第4四半期は営業利益が25億円だったので、単純にその数字を今期の第4四半期に当てはめると、通期の営業利益は約70億円くらいになるのではないかと思います。

今期の予想数字で株主価値を考えると、事業価値が割引率10%で420億円、8%で525億円。財産価値が99億円、負債が327億円。
したがって、株主価値は192億円~297億円くらいだと思います。
本日の終値817円は時価総額301億円なので、確かにこれくらいまで売られても納得がいきます。これ以上下がるかどうかは私は分かりませんが、打診買いを開始するには良い水準だと思い、本日投資を開始しました。

株価というのは将来を予測するもので、第3四半期の決算が終わり今期の通期予想数字もある程度見えてきた状態なので、そろそろ投資家としては来期の数字を考えて株価もそれを見越して動き始めると思います。
前回の記事では来期の営業利益を82億円くらいで考えていました。今期の着地がもし70億円くらいだとすると来期はそこまで届かないかもしれません。ただし売上高に関しては、通期予想を上回る進捗率で第3四半期を通過しているので、なぜ営業利益の段階で会社計画より進捗率が悪いのか検証する必要がありそうです。時間ができたらIRにでもTELして聞いてみようかな(*v.v)。
そのあたりの状況が自分の中で納得できるまでは、主力株として扱うことはないと思います。

さて週明けどうなることやら(;^ω^A



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