田岡化学工業(4113)が上方修正
注目していた「田岡化学工業(4113)」が今期の業績予想の上方修正を発表しました。
同社は予想営業利益16億円に対して時価総額約50億円という超割安株です。化学株なので景気の動向や為替の動向は気にしておく必要はあると思いますが、予想営業利益16億円なら、少なくとも時価総額80億円くらいに評価されても良いと思うんですけどね。
EPSが62.73円なのでPER10倍でも627円ですから、現在の350円近辺の株価は魅力的です。ちなみに配当は今期増配で10円、配当利回りは約2.9%くらいですね。
同社の業績好調の要因は「スマホ向け光学レンズ樹脂製品」の引き合いが強いことが一つの要因としてあげられます。
もちろん修正の理由にもある通りそれだけが要因ではないと思いますが、以下の中間報告書の資料を参考にすると同製品が帰属する「精密化学部品」事業は近年右肩上がりで売上が推移しており、同社の業績を牽引しています。
はっきり言って事業に関しては完全に理解していません。ただし、それを補って余りある割安銘柄できっかけ(カタリスト)さえあれば大化けしてもおかしくない銘柄だと思います。
その肝心のカタリストとしては東証1部昇格や優待新設などが手っ取り早いとは思うのですが、同社は「住友化学(4005)」が株式の50%以上を保有する子会社という位置づけなので、株主還元に積極的になる必要はあまりありません。したがって、その線は望み薄かな?と感じます。とすれば、カタリストとしては決算発表(好業績の認知)や四季報先取り等の情報誌で投資家の認知度が高まることが必要でしょうね。
私自身も昨年鎌倉さんが紹介してくれたことがきっかけで同社に興味を持ったので、こういう好業績地味株が脚光を浴びるには、とにかく投資家に認知されることが必要でしょうね。
kamakurayuusuke.blog134.fc2.com
それではまた明日(@^^)/~~~
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