ピーシーデポコーポレーション(7618)はNISAで寝かしておきなさい
ピーシーデポコーポレーション(7618)
神奈川地盤のパソコン専門店。修理サービスが収益柱。プロバイダ事業も。
◆株式データ(1/16終値)
株価 889円
単元株数 100株
PER 17.7
PBR 2.41
配当利回り 0.94%
時価総額 346.07億円
発行済株式数 38,928,000株
◆最新決算(平成26年3月期第2四半期決算)
詳しい事業内容などはこちらの「説明会資料」と「動画」をご覧ください。
また、日本ベル投資研究所よりアナリストレポートも出ています。これはおすすめなので良く読んだ方が良いと思いますよ。
◆コメント
実は当社には悔しい思い出しかないので、ここ数年敢えて見ないようにしていたのですが、まぁそんなこといつまでも言ってても仕方がないので今回取り上げました。何があったかと言うと、数年前にビジネスモデルを大きく転換するというときに、コレは!と思い大きく仕込んだのですが、初年度は下方修正だったんですね。そこで大火傷を負いまして瀕死の重体になった過去のトラウマがあったものですから・・・^^;
本題に入りましょう。当社の特徴は通常の家電量販店とは異なるビジネスモデルにあります。簡単に説明すると物販販売ではなく技術サービス・プレミアムサービスなどのサービス収入が大きな収益源になっているところです。特に月額料金制のサービスは業界では珍しいストック型のビジネスで収益面での安定感をもたらしています。
パソコンが不調なときは本当にイライラしますよね。年を取ってくると面倒なことは嫌になりますし、お金払っても良いからそういう煩わしいことをすべてやってくれるサービスはニーズがあるんでしょうね。つまり、価格感受性が低い方がターゲットになることで収益力が高まるってことですね。
ここなんかもそんな感じのビジネスモデルですよね。
よそより10万円高くてもお客さんが喜んで買う「町の電器屋さん」が大切にしていること
- 作者: 山口 勉
- 出版社/メーカー: すばる舎
- 発売日: 2012/02/17
- メディア: 単行本
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成長力に関しても、高齢化社会の到来によるサービス事業自体の成長余力と、現在は関東圏中心の店舗展開なのでエリア拡大による成長余力の両輪で今後の成長性に関しても期待が持てます。
カタリストについては、当社の現在株主数は1,904名なのですが、12月末の株式分割と先日の株主優待制度変更のIRを考えると自ずと会社側が何をしたいかお分かりですよね?
目標株価に関しては、本日の終値889円での時価総額は346.07億円です。
今期の予想営業利益が31億円なので今期ベースではフェアバリューという感じですが、将来性を考えると割安と考えられなくもないです。
恐らく現在のサービス部門の伸び率が維持されれば近い将来営業利益は50億円を超えてくるでしょう。5年後くらいには100億円も視野に入ってくるかもしれません。
当社は月次報告を毎月リリースしているので、サービス部門の実績を毎月確認できるのも個人投資家にとっては大きなメリットではないでしょうか?
それだけの成長率が期待できる企業は、現在の相場環境を考えるとPER30~40倍も現実的な数字に思えます。だとすると、EPS51.59円なので株価は1548円~2064円が視野に入ってくることになります。
機関投資家が持ち株を増やしているのも、そういったビジネスモデルと成長力に魅力を感じているのでしょうね。
題名を「NISAで寝かしておきなさい」としたのも、10万円以下で買えて、100株優待があって、5年後にほぼ確実に成長している可能性が高い企業というのは少ないですからね。
現在の相場は強い銘柄は強いので、短期的にも当社も期待できるのではないでしょうか?
優待拡充のIRがあったとは言え今週の株価は強かったです。本日も高値引けで来週に期待できそうなのもプラス材料でしょう。新高値更新すれば市場にも注目されますからね。
それではまた明日(^_^)/~
◆書籍紹介
世界的にも著名なジム・クレイマーの最新刊です。私も発売されたら読んでみようと思っています。
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