割安株投資研究所

2004年に株式投資をはじめました。現在の投資スタイルは割安株投資がメインです。好きな格言は「人の行く裏に道あり花の山」。

2月決算銘柄から注目株を追加

昨日の記事「2月決算銘柄から注目株をピックアップ」にもう1銘柄注目株を追加しようと思います。

なぜ追加しようと思ったのかというと、実は元々気になっていたものの今期の業績予想が減収減益だったためにピックアップは見送ったのですが、本日立花証券から出ている投資判断の会社計画が保守的すぎるという記事を目にして考えを改めることにしました。

その考えを改めた銘柄はというと、以前も一度チラッと取り上げたことのある業務用厨房大手の「マルゼン(5982)」です。

「マルゼン(5942)」

財務良好で今期予想営業利益35.46億円に対して現在の時価総額180億円。

実は前期も期初では減収減益の業績予想ながら、最終的には増収増益で着地しました。会社設立以来、前期までの53年間で、経常利益が前年割れとなったのは、拓銀・山一ショック後とリーマンショック後の決算だけで、あとはすべて増益を確保している企業で、慎重な業績予想は当社の特徴のようです。私は知りませんでした^^;

最近この業界の企業を取り上げることが多いのですが、総じて割安な企業が多いです。

元々あまり注目されていない業界なんでしょうね。そんな中業界最大手の「ホシザキ電機(6465)」の株価は本日年初来高値を更新するほど絶好調です。

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なぜここまで評価されているのかというと、少子化で市場は今後伸び悩むとみられがちだが、女性の社会進出、高齢化社会の進展から、中食、外食市場は拡大していく。そのため、病院や福祉施設での調理器具の導入、高齢者向け宅配弁当分野への大手の進出などで、厨房機器の需要の裾野が広がっていくことが予想されることが背景にあるようです。

したがって、この業界の上場企業は業績好調な企業が多く、業界全体で好況を享受していると考えて良さそうです。

だとすれば、ぶっちゃけどの企業を選んでも大差はないのかもしれませんが、当社の場合は期初予想が慎重なため上方修正や増配というカタリストを内包しているので、株価へのインパクトという面で期待したいと思います。

ただし一番気をつけなくてはならないのは流動性の低さです。今どき1,000株単位なので投資するには現状約91万円が最低必要です。そのためか日々の出来高も少ないので、あまり多く保有するのはリスクが大き過ぎます。

そのため私も投資するとしても1,000株かな?という感じです。カタリストという意味では、実は株式分割が株価へのインパクトは一番大きいかもしれませんね。

 

それではまた明日(^_^)/~

 

◆書籍紹介

 


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