角山さんの新刊はおすすめです
専業投資家の角山さんの新刊が発売されました。
「敵」と「自分」を正しく知れば1勝1敗でも儲かる株式投資 (Modern Alchemists Series No.132)
- 作者: 角山智
- 出版社/メーカー: パンローリング
- 発売日: 2015/04/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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私もさっそく注文して読んでみたのですが、やはり優秀な投資家さんだけあって良い本ですね。多くの投資家におすすめしたいので本日取り上げることにしました。
イマイチ投資成績が上がらない投資家には良い気付きが得られると思いますよ。
特に私がおすすめしたいのは第4章「勝ち組と負け組を分ける記帳という習慣の重要性」と第5章「パフォーマンスを劇的に改善する自己分析と投資の改善」です。
まず第4章の「記帳」に関してですが、これは私本人が記帳を始めてから成績が大きく改善されたので、自信をもって重要なことだと言えます。
記帳と一言で言ってもいくつか種類はあるのですが、本書には①投資に回せるお金を増やすための「金融資産一覧表」、②大きな損失を防ぐための「投資損益明細表」、③税引き後リターンを高めるための「受取配当金一覧表」、④投資のパフォーマンスを向上させるための「売買履歴一覧表」の4種類を紹介しています。
私も②と④に準ずるものを日々記帳しています。投資で勝つコツは損小利大だと思うのですが、記帳を続けていると無意識にこれを実践するようになることが、成績向上につながるのだと思います。
個人投資家パフォーマンスランキングを見ても、エントリーされている投資家さんは記帳している投資家さんばかりなので、パフォーマンスが市場平均を上回っている方が多いのも偶然ではないと思っています。
次に第5章ですが、ここで紹介されている負けパターンの特定はぜひ目を通してほしいですね。皆さんも多いと思うのですが、自分の負けパターンって決まっていませんか?
本書では「バンザイ突撃」「ダボハゼ」「大局観なし」「配当生活」「ドン・キホーテ」「毒まんじゅう」「コバンザメ」という7つの負けパターンが紹介されているのですが、私は圧倒的に「ダボハゼ」で負けることが多いです(>_<)
負けパターンを知るだけでは不十分で、どうやって売買ルールに組み込んでこれを改善していくかが本当に重要なことなのですが、まずは自分を知らないとそこへたどり着くこともできませんからね。
他の章も投資家にとって重要なことが散りばめられている良書なので、ぜひ一読することをおすすめします。初心者~中級者には多くの気付きが得られると思いますよ。
それではまた明日(@^^)/~~~
◆書籍紹介
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