ネクステージ(3186)を主力株へ格上げ
2015年11月期の強気な業績予想で注目していた「ネクステージ(3186)」ですが、今週ついに目覚めました(^^;
ネクステージ(3186)の2014年11月期決算 - 割安株投資研究所
株価は730円で今週の取引を終えています。時価総額に直すと73.91億円です。
本日は数字遊びで株価を考えてみようと思います。
まずは2015年11月期の業績予想をおさらいしておきましょう。
当社の2015年11月期の予想営業利益(営業利益率)は20.75億円(3.08%)なのですが、2014年11月期は7.57億円(1.50%)、2013年11月期は10.28億円(2.58%)でした。過大な計画に思えるかもしれませんが、営業利益率の絶対値から見ればそれほど無理な計画にも思えません。
以下は中古車業界のライバル企業の前期/今期予想の営業利益(営業利益率)です。
◆ガリバーインターナショナル(7599)
前期実績70.94億円(4.19%)/今期予想75億円(4.41%)
◆ケーユーホールディングス(9856)
前期実績40.47億円(6.61%)/今期予想29億円(5.16%)
◆ハナテン(9870)
前期実績27.19億円(6.21%)/今期予想25億円(4.92%)
上記のライバル企業の数値を参考にする限り、今期の予想営業利益率3.08%は現実的にもあり得る数字ですね。
実は「ハナテン(9870)」も割安株なんですが、ここでは触れません。
会社側も決算説明資料で以下のような達成根拠を発表しています。
ロードマップが描けているので投資家としては結果を見守るしかないのですが、重要なのは売上総利益率(粗利)がそこまで伸びるのかということですね。前期の新店(準既存店)の伸びや粗利が高そうな整備収益の伸びがポイントになりそうです。
前期の市場環境を見ると、今期は増税後の影響で伸び悩んだ2Qと3Qでどこまで数字を伸ばせるのかがカギとなりそうです。
以上のことを総合的に勘案すると、決して楽観できるものではないが達成不可能な数字ではなさそうだと考えます。
ではもし今期の業績が達成されると仮定した場合、株価へのインパクトはどうなるでしょうか?
今期の予想EPS98.95円なのですが、PER10倍は堅いでしょうね。当社は今後の成長加速も明言しており、成長性が大好きな株式市場から正当な評価を受けるようになれば将来的にPERは15~20倍くらいまで評価される可能性もあります。
ちなみに2016年11月期の予想経常利益も発表していて25.96億円となっています。
現在の時価総額が73.91億円なので楽しみは広がりますね。
恐らく今年は決算期待で株価が上昇、結果次第で株価が乱高下を繰り返しながらも、上場来高値の805円、そして大台の1,000円を目指す展開を想定しています。
現在のPER7.31倍はあまりにも安過ぎる!
少しくらい業績が下振れしても今後の成長へ向かたロードマップがしっかりしている企業なので、いづれ株価は上へ向かうはずです。株価も動き出したことだし700円台なら「買い」でOKでしょう!
実は大きく買うタイミングを狙っていたのですが、今週やっと1/13の高値を抜いてきたので一気に主力株の一つに引き上げました。短期的にも中長期的にも期待しています。
後は死んだふりで株価が上昇していくのを待つのみですね(^^ゞ
私は成長ビジョンをしっかり描いて、目標に向かって突き進む若い企業が好きなので、これからも当社を応援していきたいですね。
最後にフィスコより無料レポートが出ています。ぜひ目を通してみてください。
それではまた明日(@^^)/~~~
◆書籍紹介
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kindle版なら700円です。ネクステージも載ってると良いんだけど・・・。
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