割安株投資研究所

2004年に株式投資をはじめました。現在の投資スタイルは割安株投資がメインです。好きな格言は「人の行く裏に道あり花の山」。

良いパフォーマンスを残すために

株式投資をしている方にとってはパフォーマンスが良好な方が良いに決まっていますよね。実は私もいちいちパフォーマンスを記録するようになったのはここ最近のことで、それまでは証券会社の残高で何となく資産額を把握していただけでした。

パフォーマンスを記録することにはメリットもデメリットもあるのですが、まぁ物事は総じてそういうものなので、個人的にはパフォーマンスを記録して投資力を上達させることに役立てるメリットの方が現在は大きように感じています。

一応、私は年率30%というラインを年間目標にしているのですが、株式投資は相場の波があるので毎年それを達成するのは困難なことは分かっているつもりです。ただし、TOPIXなどの各種指標には負けたくないなと常々思っています。理由はただ一つ、せっかく株式投資を勉強して時間や労力をつぎ込んでいるので市場平均に勝つのは当たり前と思うからです。

ところで記録をつけ始めてから気づいたことなのですが、市場平均をアウトパフォームするコツは大きく勝てる時に勝つことと、大きく負ける時に負けないことだということです。考えてみれば当たり前のことなのですが、皆さん実践できているでしょうか?

私の初心者時代を考えると、やはりそれが出来ていませんでした(>_<)

特に皆が負けているときにそれ以上に負けてしまうのが初心者なんですよね。要するに今のような局面での対応が年間成績に大きな影響を与えるということです。

まぁ、私も2月に大きな失敗を犯しているので偉そうなことは言えないのですが・・・。

今回のような調整局面で大きく負けないための対応方法はいくつかあるのですが、たとえば思い切ってノーポジにする、空売りやインバースなどのヘッジをかける、強い銘柄にPFをシフトさせるなどがあると思います。ちなみに現物のみの方はそこまで慌てることはないと思いますよ。

今回私が選択しているのは強い銘柄にPFをシフトさせるというものです。下落局面で一番してはいけないのが安易なリバウンド狙いです。ブログで取り上げる機会の多い銘柄の中では「ペッパーフードサービス(3053)」や「田淵電機(6624)」あたりですかね。もちろんどこかで大きく反発はするのでしょうが、それがいつなのかは分からないのでリスクが大き過ぎます。腕に自信のある方は買っても良いでしょうけど、私のような普通の人間には危険な選択です。

そしてもう一つしてはいけないのが強い銘柄を利益確定させることです。だいたい皆さん逆の行動を取りませんか?

大きく下げた銘柄を残して、値を保っている銘柄を売ってしまう。それだとPFが劣化してしまうので後々来る反発局面でもパフォーマンスが上がってこないんですよね。

そうではなく、PFの余分な贅肉(弱い銘柄)を落として筋肉質(強い銘柄)にすることが重要だと思います。

取りあえず「安易なリバウンド狙い」と「PFの劣化」という2つを守るだけでも、劇的に相場の調整局面での成績があがると思います。信用取引の方はもちろん損切りも重要ですよ。

ちなみにPFに強い銘柄がないという方もいるかもしれませんが、そういう方はすでにPFが劣化しているのかもしれませんね。この機会に銘柄選別に力点を置いた方がよいでしょう^^;

 

それではまた明日(^_^)/~

 

◆書籍紹介

相場で辛い思いをした時はこの本を読んで癒されましょう^^;

投資で一番大切な20の教え―賢い投資家になるための隠れた常識

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