割安株投資研究所

2004年に株式投資をはじめました。現在の投資スタイルは割安株投資がメインです。好きな格言は「人の行く裏に道あり花の山」。

新まろぴこ銘柄のその後

7月に「新まろぴこ銘柄」を7銘柄を紹介しました。

これらの銘柄たちのその後の株価の動きや今後の対応を考えておきたいと思います。

ジーフット(2686)

7/10-始値1,181円→9/1-終値1,134円(期間内高値1,288円):8月末に1/2株式分割

8/7の立会外分売後株価は右肩下がりです。需給関係で株価が調整している側面が強いので、特に大きな心配はしていませんが、6月の売上高が悪かった影響が続かなければ良いなと思います。小売業全般に言えますが、8月は昨年より日曜日が1日多かったので数字は良くて当然なのでそのあたりは注意したいですね。

当銘柄に関しては、私は2017年2月期の営業利益100億円(EPS240円)をターゲットにしているので、こんなところで売る気はサラサラありません。

◆ミサワ(3169)

7/10-始値1,716円→9/1-終値1,883円(期間内高値1,985円)

第1四半期終了後に上方修正を発表しており、今期は好調なスタートを切ったように見えるが、第2四半期の決算で増税の影響が長引いているのかチェックが必要。

株価が2,000円を超えてきたら徐々に売り上がっても良いと思う。

◆日本商業開発(3252)

7/10-始値810円→9/1-終値1,466円(期間内高値1,515円):8月末に1/3株式分割

新まろぴこ銘柄の中では最もパフォーマンスが良かった。

理由は期間内に上方修正、株式分割、増配という強力なカタリストが連発されたためである。特に業績面では2015年3月期の予想営業利益22.4億円→31.4億円とサプライズ。新四季報の2016年3月期の予想営業利益も〇〇億円(発売前のため伏字にしました)と強気。まだ東証への重複上場というカタリストも残っているので、慌てて売る必要はまったくない。

◆G-7ホールディングス(7508)

7/10-始値990円→9/1-終値900円(期間内高値1,076円)

消費税増税の影響をもろに受け株価は急落。通期の下方修正は必至の状況。

ただし、株価は一度あく抜けしたので858円が当面の下値と考えと良いかもしれない。もともと割安度が高い銘柄なのでここから買っても良いと思うが、今期は業績面で期待できないので中長期で保有するなら別だが、短期的なパフォーマンスは期待できないと思う。

ニホンフラッシュ(7820)

7/10-始値2,108円→9/1-終値2,307円(期間内高値2,632円)

雑誌などで取り上げられている場面を見るようになってきた。

第1四半期の結果を見ると上方修正があってもおかしくない。今期の予想EPSが300.5円で上振れもあり得ることを考えれば、株価3,000円までは慌てる必要はない。

丸和運輸機関(9090)

7/10-始値3,660円→9/1-終値4,025円(期間内高値4,400円)

第1四半期の業績が期待外れで株価は大きく調整したが、将来性の高い会社なので現在は持ち直してきている。ただ、今期の業績に関しては下振れリスクが高そうなので、一度利益確定しても良いと思う。

◆やまや(9994)

7/10-始値1,853円→9/1-終値1,702円(期間内高値1,874円)

やはり今期の予想営業利益70億円は過大か?

子会社のチムニーは好調だが本業の酒販事業増税の影響で大苦戦。第2四半期でこれがどの程度持ち直してくるのか注目したい。

株価は右肩下がりで買いにくい。どこかで買いたいのだが、まだあえて手を出す必要はないと思う。

 

以上7銘柄のその後を見てきましたが、2ヶ月も経てば銘柄ごとに明暗が分かれてきますね。まぁ、もともと投資に対する時間軸がそれぞれ違うので一概には言えないですが、好調なパフォーマンスの銘柄を素直に買い増した方が短期的には良い結果となると思います。

 

それではまた明日(^_^)/~

 

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