割安株投資研究所

2004年に株式投資をはじめました。現在の投資スタイルは割安株投資がメインです。好きな格言は「人の行く裏に道あり花の山」。

なぜ立会外分売に注目するのか?

私が立会外分売に注目している理由は2つあります。

まず1つ目は東証一部指定狙いの先回り買いです。

立会外分売は株式の流動性向上を目的に行われることが非常に多いです。これは、株主数2,200人以上という東証一部の上場基準を満たしたい企業にとっては、株主数を増やすチャンスになります。

実際に昨年以降行なわれた立会外分売銘柄で、今年に入って東証一部への指定替えが行われた企業は、「サムコ(6387)」「レシップホールディングス(7213)」「コタ(4923)」「寿スピリッツ(2222)」「サクセスホールディングス(6065)」「きちり(3082)」「サッポロドラッグストアー(2786)」「鈴木(6785)」と8銘柄もあります(数え間違いしてたらごめんなさい^^;)。

東証一部へ指定替えされれば、その後の株価上昇は高い確率で約束されたようなものですから、これを狙わない手はありません。たとえ、指定替えがなくても噂や思惑で株価が上昇することもあるのもポイントです。

要するにイベント投資の一種ですね。

したがって、決してランチ代が稼ぎたいから立会外分売をしているわけではありません^^;

私は当選した場合即売りすることは稀で、申し込んだ分売で当選したものはしばらく持ち続けることが多いです。もし、分売に落選した場合でも本当に投資したいと思っている銘柄やさらに買い増したい銘柄は、寄付直後に投資することも多いです。

最近では分売で落選した「ダイヤモンドダイニング(3073)」を寄付直後に投資しました。ちなみにこれは一部指定狙いではないですよ。純粋に割安株として魅力的だとブログで記事にする際に勉強して思ったからです。このように、銘柄発掘の一つの手段としても立会外分売を利用しています。これが立会外分売に注目している2つ目の理由です。

どうしても銘柄発掘の方法は固定化しがちで、投資歴が長くなってくると決まりきった銘柄ばかりアンテナに引っかかることも多くなってしまうのですが、立会外分売は中小型株が多く様々な業種の企業が行うので、自分のアンテナでは引っかかりにくい企業を発掘するには良い方法だと思います。

ちなみに今年に入ってから分売を行った企業で、これは良い企業だと思って投資した成功例は「コンテック(6639)」です。わずか数か月で株価は倍になったのですが、分売で知るきっかけがなければ私のアンテナにはまず引っかかってこない銘柄なので、まさに分売様々ですね。

ということで以上の2つが私が立会外分売に注目している理由になります。

 

それではまた明日(^_^)/~

 

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