割安株投資研究所

2004年に株式投資をはじめました。現在の投資スタイルは割安株投資がメインです。好きな格言は「人の行く裏に道あり花の山」。

スターティア(3393)の立会外分売

◆「スターティア(3393)」:東証1部

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分売実施日:2014年5月21日(水)
信用貸借区分:貸借
分売価格:1,284円
前営業日終値:1,323円
割引率:2.94%
申込単位:100株
申込上限:300株

立会外分売のポイント

(①株式指標②業績③権利取り④分売数量と信用貸借区分⑤チャート⑥相場環境)

①PER15.5、PBR1.92、配当利回り0.65%と指標面では見るべきものはありません。

②5/9に平成26年3月期の決算発表があり、今期の業績予想も発表されています。

カッコ内は(昨年比)で記載します。

売上高  92.48億円(13.2%)

営業利益 8.40億円(1.3%)

経常利益 8.66億円(1.2%)

当期純利益 4.33億円(0.2%)

増収増益ですが過去の業績成長率と比較すると物足りない数字です。

③3月決算銘柄で株主還元も魅力なしです。

④分売予定株数は55,200株で、ここ最近の出来高は30,000株くらいなので、分売株数は少なく、信用貸借区分も貸借銘柄なので非常に魅力的です。

⑤直近の日足チャートを見てみましょう。

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決算発表の失望売りから株価は大きく値を下げていますね。

⑥CME日経平均先物は22時現在、日中終値より20~30円くらい安い水準となっています。

以上の6点を総合的に考えると、私は買いの方向で今のところ考えています。

理由としては、分売予定株数が少ないことと貸借銘柄であることです。この2つが揃えば短期的には利益の出る確率はかなり高まるので、それだけで「買い」で良いでしょう。

次に中長期投資という側面で考えてみましょう。

決算発表と同時に2016年3月期を最終年度とする「2014年度~2015年度 2ヵ年経常利益計画」を発表しているのですが、これによると2016年3月期の連結経常利益計画は11.34億円で、2014年3月期の連結経常利益8.56億円と比較すると132.5%増加する予定です。

現在の時価総額は67億円なので、特別魅力があるということはなさそうですね。

 

それではまた明日(^_^)/~

 

◆書籍紹介

明日は株雑誌の出版日ですね。特集が面白そうなので読んでみようと思います。

日経マネー 2014年 07月号

日経マネー 2014年 07月号

 

 

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