割安株投資研究所

2004年に株式投資をはじめました。現在の投資スタイルは割安株投資がメインです。好きな格言は「人の行く裏に道あり花の山」。

ピーエスシー(3649)の立会外分売

本日の相場は、もっと全面高の感じをイメージしていたのですが、上値が重たい印象ですね。

「まろぴこ銘柄」は総じて好調ですが、鎌倉銘柄でもある「日本商業開発(3252)」の上昇率が大きかったですね。その他にも「ニチリン(5184)」「戸上電機製作所(6643)」も上昇率が高くなっています。今月に入ってからは今まで不調だった「エストラスト(3280)」が好調で、チャートを見てもいよいよ反騰開始と言った感じではないでしょうか?

さて本題の立会外分売ですが、本日は2銘柄あります。「THEグローバル社(3271)」と「ピーエスシー(3649)」ですが、「ピーエスシー(3649)」の方を取り上げようと思います。「THEグローバル社(3271)」は分売予定株数が多すぎるので見送りです。

◆「ピーエスシー(3649)」:東証 JASDAQ

愛媛本拠の医療システム会社。病院、診療所向け医療用データ管理システム『クライオ』が主力。
信用貸借区分:信用
分売価格:2,744円
前営業日終値:2,801円
割引率:2.03%
申込単位:100株
申込上限:3,000株

立会外分売のポイント

(①株式指標②業績③権利取り④分売数量と信用貸借区分⑤チャート⑥相場環境)

①PER32.96、PBR13.17、配当利回り0.36%と指標面では見るべきものがありません。

②12月決算銘柄なので今期は第1四半期が始まったばかりです。今期の業績予想を確認しておきましょう。

売上高   28.70億円(20.5%)

営業利益  11.69億円(43.5%)

経常利益  11.87億円(41.6%)

当期純利益 7.36億円(42.1%)

業績自体は好調な予想を行っていますが、PERも高いのでかなり織り込み済みである可能性は高いと思います。

株主優待制度もなく、12月決算銘柄なので権利取りは期待できません。

④分売予定株数は200,000株で、普段の出来高は36,000株くらいなので問題はありません。また、信用貸借区分は信用です。

⑤直近の日足チャートを見てみましょう。

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ボックス相場の高値圏という位置なので判断は難しいですね。

⑥CME日経平均先物は20時現在、日中終値と同水準での値動きとなっています。

以上の6点を総合的に考えると、私は見送りの方向で今のところ考えています。

 

◆書籍紹介

株式投資で成功するためには、対極であるなぜ失敗するのかという視点からも学んでおく必要があるでしょう。こちらは文庫本なので気軽に読めると思いますよ。

 

それではまた明日(^_^)/~

 


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