割安株投資研究所

2004年に株式投資をはじめました。現在の投資スタイルは割安株投資がメインです。好きな格言は「人の行く裏に道あり花の山」。

大日精化工業(4116)の目標株価

【4116】大日精化工業(東証1部)

顔料3位。外販で首位。インキ・塗料用のほか自動車、電子機器用着色剤、情報記録材に展開。

 

◆事業内容

基幹となる顔料合成技術、樹脂合成技術、分散・加工技術の3つの柱を中心に、プラスチック着色剤、印刷インキ、繊維用着色剤、生化学製品、IT関連へと自主技術を応用展開しています。

 

◆株式データ(1/7終値)

株価   478円

単元株数 1000株

PER   7.94

PBR   0.79

配当利回り 2.51%

時価総額 445億円

発行済株式数 93,065,554株

 

◆最新決算(平成26年3月期第2四半期決算

以下は(昨年比/通期業績予想進捗率)で記載します。

売上高  786.36億円(3.7%/51.4%)

営業利益 41.88億円(△11.3%/45.5%)

経常利益 46.6億円(△4.7%/52.4%)

四半期純利益 27.36億円(△12.1%/48.9%)

 

◆目標株価 628円

事業価値 92億円×0.6/8%=690億円

財産価値 428.91億円

(その他に土地を帳簿上199.29億円保有)

負債   534.45億円

株主価値 584.46億円

 

◆投資判断 B

【割安度】B

【株主還元】C

配当政策の基本方針:将来の事業展開に備え経営基盤の強化並びに内部留保の充実等を総合的に勘案しつつ、株主各位への利益還元を重視した配当政策を継続的に実施すること

年間配当回数:2回

前期配当金実績:12円(配当性向19.4%)、中間6円・期末6円

今期配当金予想:12円

株主優待制度:なし

【コメント】

twitterでも触れましたが、こちらのサイトで知ったのがきっかけで調べてみることにしました。

しかしながら、昨日の「エストラスト(3280)」と違い調べていくうちに投資意欲がどんどん減退していく残念な結果になってしまいました(*_*;

別に悪い企業ではないし、株価もまだ上値余地はあるのかもしれませんが、やはり時価総額の大きい企業への投資は本質的に肌に合わない気がします。

技術的な問題で調べる内容が多岐にわたり株価に影響する変数も多く、サラリーマン投資家には時間がかかり過ぎるということもあるのですが・・・。

すいません。話がそれました^^;

ちゃんとコメントします。

来期に関しては自動車業界と住宅業界の業績に陰りが見えそうなので、そのあたりの業績への影響がどうなのかというところはありますが、単純に営業利益が約90億円の企業の時価総額が約450億円で、営業利益倍率にすると5倍なので、来期大幅な減益予想でも出せば話は変わりますが、現状維持が続くならあまり下値不安はないような気がします。

株価の方も勢いがついてきたところの足踏み状態なので、比較的買いやすい水準にあるのではないでしょうか?

 

◆書籍紹介

 たまには株式投資以外の本を紹介します。

この本は思考法の本ですが、本書に書かれている思考法は実際の株式投資に役立つものもあります。

それぞれの読み方次第なんでしょうけど、私は株式投資のことが常に頭の片隅にあるので、株式投資以外の本を読んでいても何か役立つことはないかと考えながら読んでいるのでそういう捉え方ができるのかもしれませんが、それを抜きにしても必ずや役に立つ内容の本だと思います。

 同じ著者のこちらの本もおすすめです。今の自分に役立ちそうな本をお選びください^^;

 

それではまた明日(^_^)/~

 


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