割安株投資研究所

2004年に株式投資をはじめました。現在の投資スタイルは割安株投資がメインです。好きな格言は「人の行く裏に道あり花の山」。

立会外分売の申し込みしてますか?

本日は「立会外分売」について私の考えをメモっておきたいと思います。

 

まず「立会外分売」とは何か?ということですが、売買立会時間外(取引所などの取引時間外)で、大株主などの大量の売注文を、多くの投資家に分売する方法です。
目的としては、投資家数の拡大や流動性の向上などですが、なかでも注目したいのが、東証1部への指定替えを見据えている企業が多いということです。東証1部に上場するための最低株主数の基準が株主数2200人以上なので、その条件をクリアするため立会外分売を使って個人株主を増やそうとしているというわけです。

東証1部への指定替えが決定すると、株価は大きく上昇することが多いので、立会外分売を行う銘柄は常にチェックしておくことをおすすめします。

 

立会外分売で株を買うメリットは2つあります。

1つ目は分売価格が前日の終値の約3%くらいに設定されているため、ちょっとお得に買えるということです。

2つ目は購入時の手数料が不要であるということです。そのため、片道分の手数料だけで済むのは助かりますよね。

 

立会外分売を申し込む上で注意したいことは、何でもかんでも申し込まない方が良いということです。私が立会外分売をはじめた頃に非常に参考になったのが、こちらの「立会外分売は貸借銘柄を狙え!」という記事です。

詳しくは記事を読んで欲しいのですが、簡単に要約すると「貸借銘柄」「信用銘柄」「信用外銘柄」の3つのカテゴリのうち「貸借銘柄」の成績が一番良いよということです。体感的にも実際この傾向は感じるところであり、かと言って信用銘柄でもたまに大きく上げる銘柄もあるので、立会外分売は奥が深いです。

また、普段の出来高平均と分売枚数を比較して、あまりにも分売枚数が多いときは売り圧力が強いので避けた方が無難だと思います。

 

立会外分売は短期で大きく儲けるような取引ではないため、投資家それぞれの目的に応じて取り組み方に違いが出そうですね。

私の現在の立会外分売への取り組み方は、息子の口座を使用してコツコツ申し込んでランチ代くらい儲けられれば良いというスタンスです。自分の口座ではないので非常に慎重な投資方法になってしまい、かえってストレスが溜まってしまいます^^;

日々立会外分売銘柄をチェックするという点では、このやり方にもメリットはあるのですが、それでも大きく儲けることは難しいだけに何だかなぁといった感じです。

最近のヒット銘柄は「日本商業開発(3252)」で、12/13に1335円での分売価格だったのが、今週一時1500円台で推移していました。業績的にも年明けはもう少し上値追いが期待できそうです。

 

◆書籍紹介

なかなか空売りの本ってないんですよね。私もまだまだ空売りに関しては初心者に近いので、この本で勉強しています。 

オニールの空売り練習帖 (ウィザードブックシリーズ)

オニールの空売り練習帖 (ウィザードブックシリーズ)

  • 作者: ウィリアム・J・オニール,ギル・モラレス,鈴木一之,西村嘉洋
  • 出版社/メーカー: パンローリング
  • 発売日: 2005/10/20
  • メディア: 単行本
  • 購入: 3人 クリック: 16回
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それではまた明日(^_^)/~

 

 


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