割安株投資研究所

2004年に株式投資をはじめました。現在の投資スタイルは割安株投資がメインです。好きな格言は「人の行く裏に道あり花の山」。

ダイサン(4750)の平成26年4月期第2四半期決算

◆株式データ(12/3終値)

株価   896円

単元株数 100株

PER   8.53

PBR   1.25

配当利回り 2.23%

時価総額 68億円

発行済株式数 7,618,000株

 

◆決算速報

平成26年4月期第2四半期決算短信」で数字を確認しておきましょう。

以下は(昨年比/通期業績予想進捗率)で記載します。

売上高  43.82億円(21.0%/50.4%)

営業利益 7.22億円(140.0%/51.8%)

経常利益 7.43億円(138.6%/53.1%)

四半期純利益 4.44億円(135.5%/55.6%)

以上のように増収増益の決算になり、今回の決算発表と同時に通期業績の上方修正と増配を別途発表しています。詳しい資料はこちらの「通期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。

修正の理由に関しては、施工サービス事業において、主要顧客である大手ハウスメーカーでは受注が集中し、多くの未着工物件を抱えていることから、当社の受注量も引き続き堅調に推移すると考えられること、また、製商品販売事業において、消費税増税前の駆け込み需要により、受注が好調であることによるものです。

 

◆目標株価

まずは前回、目標株価を算出した際の記事「ダイサン(4750)の目標株価」を確認しておきます。

事業価値 57億円(9.5億円×0.6/10%)

財産価値 26.23億円

負債   6.35億円

株主価値 76.88億円

目標株価 1009円

これに対して今回の決算内容を受けて、上方修正後の業績予想数値で新しく目標株価を計算し直したいと思います。

事業価値 84億円(14億円×0.6/10%)

財産価値 27.22億円

(その他に土地をB/S上14.50億円保有)

負債   4.89億円

株主価値 106.33億円

目標株価 1396円

 

◆投資判断 C

 現在の株価は約36%割安であるという結論です。

さてここからの判断は難しいですね。まず今期の好調な業績の背景は、皆様ご存知の消費税増税前の駆け込み需要によるものです。株価を見ても私が最初にこの銘柄を取り上げたときの7/19の終値が472円なので、12/3の終値896円と比較すると約90%の上昇率となっており、ある程度の水準調整は行われたとみるべきでしょう。

ここからの上値は節目の1000円くらいは相場次第で期待できるかもしれませんが、それ以上は厳しい気がするので、あまり新規で投資するのは気が引けますね。

ちなみに私は銘柄紹介しておきながら100株すら保有していませんので、今回の上昇の恩恵は一切ありません。ただのバカです^^;

 

◆商品紹介

本日紹介するのは書籍ではなく「ペーパーナイフ」です。何でこれを紹介しようと思ったのかというと、使用率がハンパないからです。

皆様も株式投資で多くの銘柄を保有していると、ひっきりなしに関連の封書が自宅に届くと思うのですが、私はきれいに封書を開けたいタイプなのでハサミよりも使いやすい「ペーパーナイフ」を利用しています。

「ペーパーナイフ」は、鋭利ではないことにより折り目の形どおり真っ直ぐに紙を切り分けることができるのがメリットで、一度使うとその使用感の虜になると思いますよ。

 

それではまた明日(^_^)/~

 


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