割安株投資研究所

2004年に株式投資をはじめました。現在の投資スタイルは割安株投資がメインです。好きな格言は「人の行く裏に道あり花の山」。

上方修正が3銘柄

本日は、今までブログで紹介してきた銘柄の中から3銘柄が上方修正を発表したので、それぞれ軽く触れておきたいと思います。

 

【6823】リオン

平成26年3月期第2四半期決算を上方修正しました。

売上高 83億円→87億円(4.8%)

営業利益 7億円→9億円(28.6%)

経常利益 7億円→9億円(28.6%)

四半期純利益 4億円→5.4億円(35.0%)

【修正の理由】

医療機器事業において、比較的高価格帯の補聴器の販売が堅調に推移したことに加え、環境機器事業においても、国内環境計測市場や海外の半導体関連市場で設備投資意欲が増進しためということです。

【目標株価】

通期業績予想は変更していませんが、単純に通期業績予想に中間期のプラス分2億円を足せば、営業利益は21億円になります。成長率が高いので割引率も8%→7%に変更すると事業価値は180億円になり、株主価値は171.61億円になります。

したがって目標株価は1428円です。

【投資判断】C

10/21の終値が1425円なのでフェアバリューと考えて良いでしょう。

成長力もある程度織り込まれていそうなので、ここから株価が大きく上昇する可能性はあまり大きくなさそうな気がします。

 

【9790】福井コンピュータホールディングス 

平成26年3月期第2四半期決算と通期決算を上方修正しました。

以下の数値は通期決算の業績予想です。

売上高 76億円→78.88億円(3.8%)

営業利益 13億円→15億円(15.4%)

経常利益 13.2億円→15.25億円(15.5%)

当期純利益 8.18億円→9.6億円(17.4%)

【修正の理由】

公共投資の増加とWindowsXPのサポート終了に伴うシステムのバージョンアップ需要の増加により、測量土木 CAD 事業の売上高が好調に推移したということです。

【目標株価】

通期予想営業利益が15億円になったので、事業価値を修正して目標株価を計算すると1149円になります。

【投資判断】C

10/21の終値が816円なので約29%割安であるという結果です。

前回の記事にも書いたように第1四半期の業績が予想より良かったので、上方修正の可能性は指摘していました。第2四半期単体での結果にサプライズ感はなく、まぁ予想の範囲内かなという感じです。

 

【9814】アシックス商事

平成26年3月期第2四半期決算と通期決算を上方修正しました。

以下の数値は通期決算の業績予想です。

売上高 322億円→346億円(7.5%)

営業利益 22億円→27億円(22.7%)

経常利益 27億円→32億円(18.5%)

当期純利益 17億円→19.6億円(15.3%)

【修正の理由】

売上高は海外シューズ事業が大きく伸長したということ。利益については円安の業績への影響が予想を下回ったことと、生産品の品質・納期などによる損失の発生が予想を下回ったこと好調に推移した要因ということです。

【目標株価】

通期予想営業利益が27億円になったので、事業価値を修正して目標株価を計算すると2966円になります。

【投資判断】C

10/21の終値が1795円なので約39%割安であるという結果です。

今日取り上げた銘柄の中では一番割安と考えられますが、食指が動くような割安度ではありません。再度の上方修正も期待薄な気もしますし、株価が大きく上昇するイメージが湧いてきません。

 

3銘柄ともパッとしない結果でしたね^^;

実は本日はこれ以外に、今まで紹介した銘柄の中から2銘柄が下方修正を発表しました。

敢えて取り上げませんが、もちろん投資妙味はありませんのでご注意ください。

ちなみにその銘柄とは「カーメイト(7297)」「ウチヤマホールディングス(6059)」です。

 

それではまた明日(^_^)/~

 


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