割安株投資研究所

2004年に株式投資をはじめました。現在の投資スタイルは割安株投資がメインです。好きな格言は「人の行く裏に道あり花の山」。

ユニバーサル園芸社(6061)がストップ高

本日は、昨日突如ストップ高を演じた「ユニバーサル園芸社(6061)」について考えたいと思います。

まずは、以前このブログで取り上げたときの「ユニバーサル園芸社(6061)の目標株価」を確認しておきましょう。
当時は時価総額が23.6億円で株主価値は59億円という結果でした。

前回取り上げたのは2月でしたが、まだ前期の第1四半期が終了した時点でした。
その後、本決算の時に一度決算を振り返っておこうと思ったのですが、結局ブログでは触れずじまいで終わってしまいました。

軽く前期の決算を振り返っておくと、売上・利益ともに会社計画を上回る数値で着地しました。
会社側の説明によると、新規契約の獲得、M&A(生花店)、新店舗の開設が主な要因とのことです。

また、今期も増収増益の計画となっています。
今後の戦略においては、レンタルプランツ分野でのシェア拡大、個人顧客向け市場の開拓、壁面緑化・屋上緑化の3本柱で進んでいくようです。
特にレンタルプランツ分野は、まだまだシェア拡大の余地は大きそうで、今後も安定的な成長が期待できそうです。

将来ビジョンでは、営業利益10億円を目指しているので、これが実現するならば、株価の上値余地は大きそうですね。

それでは、今期の計画数字で目標株価を弾いておきたいと思います。
まず事業価値は、予想営業利益5.95億円に割引率を10%で計算すると35.7億円になります。
財産価値は30.14億円、負債はゼロです。
したがって株主価値は65.84億円になります。株価に直すと5241円です。
9/20の終値が3415円(時価総額42.9億円、PER11.14倍、PBR0.94倍、配当利回り1.46%)なので、現在の株価は約35%割安であるという結論です。

財産価値の大きい企業なので、なかなか適正に評価されづらいところがあるのですが、相場環境が良ければ4000円は超えてきても不思議はないと思います。
まぁ、私のようにまだ投資をしていない投資家にとっては、ここからの「買い」は勇気がいりますね(^▽^;)

それではまた明日(^_^)/~


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