リーガルコーポレーション（7938）の目標株価

本日は「リーガル」ブランドでおなじみの中高級品の紳士靴、婦人靴の製造・卸と直営等による小売りを展開する「リーガルコーポレーション（7938）」の目標株価を考えたいと思います。

創業は明治時代という老舗企業なのですが、直近の2年間でやっと利益の出せるビジネスになってきたというのんびりやさんな会社です。
まぁ、明治時代から存続しているというだけでも実はすごいことなのですが(^_^;)

この企業はかなり前からウォッチしていたのですが、投資するタイミングが合わず、縁がない銘柄だなぁとその後追いかけるのを止めていました。
四季報もウォッチはしていたのですが、原皮などの材料費が円安で打撃を受けるとのことで、会社側の今期業績予想も当初減益の予想でした。

それが、先日（8/2）の第1四半期決算の発表と同時に、今期の業績予想の修正を発表しました。
理由としては円安による材料費の調達コストには依然不透明感があるものの、今イチオシの「リーガルウォーカー」などが牽引し、売上高が予想を上回ったためとあります。
それにより利益も予想より底上げされているようです。
といっても、まだ前期よりは減益の予想なのですが、売上高が好調というのは非常に喜ばしいことですね。
やはりアベノミクス効果が多少あるのでしょうか？
決算短信を読むとビジネスシューズ市場が好転しているという記述もあるので、今後の景気次第では業績好調が続くこともありそうですよね。

それでは目標株価を考えていきたいと思います。
まず事業価値は今期の修正後の予想営業利益23.5億円に、割引率を9％で計算すると156.67億円になります。
財産価値は102.75億円、負債は54.19億円です。
したがって株主価値は205.23億円になります。株価に直すと631円です。

8/の終値が338円（時価総額109.85億円、PER8.14倍、PBR0.90倍、配当利回り1.48％）なので、現在の株価は約46％割安であるという結論です。

良い結果ですね。
将来的に成長が継続していくのかという観点からは、まだ信頼が持てないのですが、現在の業績が続くのだとしたらそのうち株価は評価されてくるのではないでしょうか？

それではまた明日(^_^)/~


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