投資方針②
投資方針の一番目はテクニカルなことでしたが、今日記事にする二つ目は感情についてです。
こちらの方が厄介な問題で、長年悩まされています。
その最大の理由は自分の性格にあると思います。
みなさん「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」という本をご存知でしょうか?
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす/日本経済新聞出版社
¥1,680
Amazon.co.jp
この本は、ストレングス・ファインダーというテストを通して、自分の5つの強みを教えてくれるというものです。
5年くらい前に私もこのテストを受けたのですが、その時の結果が「内省、学習欲、収集心、最上志向、着想」でした。
要するに、本好きで学び好きで新しいことを学んだり新しいものに接しているときに無上の喜びを感じて、ときどき妄想にふけっちゃうということです。
これは投資家としては良い面と悪い面を併せ持っていると自覚しています。
良い面としては、いろいろな企業を調べるのが大好きだし苦になりません。情報を集めたり考えることが好きなので企業分析は面白くて仕方がありません。
悪い面としては、実際の売買になった時につい自分の定めたルールを破ってしまうことです。魔がさすことが多すぎるのです。
たとえば、急に株主優待の権利が欲しくなったり、自分の買値まで待てなかったりとにかくルール違反が多発するのです。
したがって、自分の言うことを素直に聞いてくれる妻の方が結果的に株の売買は上手いのです。
この感情(特に忍耐)の罠は永遠の課題であり、どうすれば矯正できるのか今でも試行錯誤を繰り返しています。
今のところ解決策はないのですが、何とか感情の罠を避けるために実践していることは、衝動買いをしないために、昼間株価をなるべく見ないということと、自分の買いたい(売りたい)株価に1か月以上先まで指値注文を入れておくことです。
株価を見ているととにかく売買したくなりませんか?
自分はたまにそういう衝動に駆られてしまうことがあります。それを避けるために仕事中は株価は見ないことに決めています。ただし、仕事柄平日が休みなので、そのときがまた大変なのです。なるべく家族と過ごすようにしているのですが、今の時代はスマホをいじればすぐに株の売買ができてしまうので、我慢できない日が年に数回あるのが実際のところです。来年は何とか衝動買いゼロを貫きたいものです。
株式長期投資 ブログランキングへ
にほんブログ村