割安株投資研究所

2004年に株式投資をはじめました。現在の投資スタイルは割安株投資がメインです。好きな格言は「人の行く裏に道あり花の山」。

投資方針①

今日はあらためて個人的な割安株の定義と投資方針を一度確認しておきたいと思います。 割安株とは、簡単に言うと会社の価値よりも大幅に株価が低い株のことです。 会社の価値に関しては判断する要素が、PERやPBRという投資家もいると思いますが、個人的には株主価値で判断しています。一般的にはPBRが多いと思います。 株主価値とは「事業価値+財産価値-負債」で考えています。 私の投資方針は、この計算式で得られた株主価値と株価を比較して50%以上ディスカウントされているときに、自分の場合は投資を行うというものです。 株主価値の計算も事業価値の割引率や中期計画の数字の取り方により、何とでも調整できてしまうのでなるべく保守的に見ています。 つまり、保守的な株主価値のさらに50%ディスカウントされた価格で投資することにより、リスクをヘッジしています。 ここでいうリスクとは調査不足です。 まず、サラリーマン投資家はとにかく時間がありません。私も2年前に子供が産まれてからさらに趣味に費やせる時間が減ってしまい、細かく企業の調査をできなくなってしまいました。 さらに時間があったとしても、自分の勤めている業界ならまだしも、多くの業界のことはビジネスの勘所がつかめません。 株主価値を求める数字に関しても、すべて正しい数字を使っているわけではないでしょう。 そのような状態で投資を行うので、なるべく保守的に見積り、さらに50%以上ディスカウントされた価格で投資することでリスクをヘッジしようとしているのです。 厳密に言うと50%以上ディスカウントされた価格ではなく、毎期50%の利回りを得られる価格(複利で50%の利回り)です。

f:id:maropiko:20150610191003p:plain

これは投資を行う際に必ず使用している複利計算表です。 この複利金利50%のところで投資することにより、結果的に良い結果につながることができていることに最近ようやく気づきました。 ここまでくるのに8年もかかったので、高い授業料をたくさん払いました(^▽^;) 明日は、具体的な例を挙げて成果を確認したいと思います。 株式長期投資 ブログランキングへ にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ にほんブログ村 読者登録してね