いちよし経済研究所が「鳥貴族(3193)」を格上げ
2/16付けでいちよし経済研究所が「鳥貴族(3193)」のレーティングを「B(中立)」→「A(買い)」に引き上げ、既存店売上高の校長を踏まえフェアバリューも2,600円→3,000円へ増額しました。
この発表を受けて本日の株価は2,321円(+10.89%)で3日続伸となっています。
ちなみに、岩井コスモ証券もレーティング「A」を発表しており、フェアバリューは2,800円としています。
同社の株式市場での扱いはグロース株です。今期予想営業利益13.84億円に対して時価総額は2/17現在263億円、PER39.5倍(EPS58.77円)という指標にもそれが表されていると思います。
中長期的には、まず2017年7月期を最終年度とする中期目標500店舗・売上高250億円(経常利益率5%以上)は達成できそうな状況です。その後の2021年7月期はそこから倍の店舗数となる1,000店舗を目指しています。経常利益で考えると30~40億円くらいをターゲットにしているのでしょうか?
やはりざっくり数字で考えるとなかなか新規では投資しづらいですね^^;
いちよしのフェアバリュー3,000円だとPERは50倍くらいになってしまうので、居酒屋でそれはちょっと‥‥と感じてしまいます。
新規で投資したいならもっとしっかりリスク要因や成長戦略を自分なりに吟味して、納得で来たら買わないと後悔することになりそうです。
利回り的にも4円配当と優待券1,000円×年2回で総合利回りは1.03%と魅力はないので、現在のように既存店売上高が前年比110%くらいで推移していればまだ安心感はありますが、これが低迷が続くようだと成長プレミアムが削げ落ちて、株価は大きく売られるリスクも高いことは念頭に置いておいた方がよいでしょうね。
私は現物500株を保有中なので、5,000円×年2回の優待を頂きながら、出店数と既存店売上高が順調に推移しているかに注意して保有を継続していこうと思っています。
それではまた明日(@^^)/~~~
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