ノーリツ鋼機(7744)に主力参戦
ずっとずっと待ち焦がれていた想い人「ノーリツ鋼機(7744)」に今週本格的に参戦しました。今週は下方修正後、2日間大きく下げたのでズルズル買い下がりました。
株価400円が時価総額にすると145億円なので、来期(2017年3月期)の四季報の予想営業利益50億円の同社の割安感はかなりのものでしょう。
まぁ子会社を売却しているので、この四季報予想には少々懐疑的ですけどね。
一応、今回売り込まれている要因を確認しておくと、原因は子会社「NKワークス」の売却に伴い棚卸資産の評価損(9億)および保有する有形固定資産(土地・建物)の減損(65億)によるものです。
これは、元々構造改革費用という名目で3Q以降に処理するというアナウンスがされていたのですが、私もここまで大胆な金額になるとは予想外でした^^;
ただ、本業とは関係のなく来期以降には発生しない一時的な要因なので、むしろ投資する最大のチャンスとみています。
ちなみに以下を参考にすると、営業利益30億円以上は稼ぎ出せるポテンシャルは秘めているといっても良いかもしれません。
実は、ここまでブログの下書きを済ませていて、金曜日の夜に見直して投稿しようと思っていたのですが、何とさらなる業績予想の修正を出してきました^^;
内容は医療事業の子会社で医療器具・機器の製造販売を行う「アイメディック」と「エム・エム・ティー」の売却です。これにより、当期純利益は大赤字から一転、損益トントンまで上方修正されています。
まぁ、私は元々今期の構造改革費用の計上に関していくら赤字になろうが気に留めていないので、どうでも良いのですが、会社側に求めたいのは今期で膿は出し切って、来期以降に事業の選択と集中で生まれ変わってね!ということです。
現在の同社の主力事業は「ものづくり」「医療」「シニアライフ」の各事業です。
特に「ものづくり」事業で利益の約半分を稼ぎ出しています。ここは子会社の「テイボー」が牽引しています。同社は「毛細管」を様々なアプリケーションに適用可能な素材として提供しているグローバルNo.1企業で、ペン先やコスメのアイライナーの部材、医療用カテーテルなどの素材に利用されており、マーキングペン先部材についてはグローバルシェア50%以上の地位を築いています。
また今後安定成長が見込まれるのが「医療」事業で、面白そうな子会社をいくつも保有しています。特に遠隔医療支援の「ドクターネット」、医療統計データサービスの「日本医療データセンター」に期待しています。
ちなみに、今回売却した子会社の「アイメディック」はオリンパスから買収した会社です。また、上記の「日本医療データセンター(JMDC)」と「フィード」もオリンパスから買収した会社になります。買収した当時(2013年3月)の各子会社に対するコメントも参考になると思うので貼り付けておきますね。
まぁ、地合いが地合いなので、まだしばらくは株価が軟調な可能性もありますが、3か月後の本決算で来期の業績予想が発表される頃には、ここでの投資が実を結ぶ可能性は高いと思うので、焦らずやっていこうと思います。
それではまた明日(@^^)/~~~
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