割安株投資研究所

2004年に株式投資をはじめました。現在の投資スタイルは割安株投資がメインです。好きな格言は「人の行く裏に道あり花の山」。

5月の優待取りに関しての補足

以下は本日のツイッターでのやり取りです。 

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私は今回の5月の優待銘柄の大半をほぼ現物のみで取得しました。

貸借銘柄ならクロス取引も考えますが、信用銘柄はそういう訳にはいかないので、かなり前から仕込み始めるのが通常だと思います。

私の場合は貸借銘柄に関しては、空売り等の状況によっては権利落ち日の株価がプラスに転じることも多いので、その辺りの動向を推測しながら現物で行くかクロスで行くのかを判断しています。それに対して信用銘柄に関しては、単純に権利日当日に買い付けているので、毎回権利落ちでかなり痛手を被ります。

では、そのまま権利落ちの株価で売却しているのかというと、そうではありません。

私は信用銘柄に関しては2通りのヘッジっぽいことをしています。

①貸借銘柄の中から権利落ち以降、値上がり益が見込めるものを売却せずに残す

②翌月の優待銘柄の先回り買い

以上の2通りで信用銘柄の権利落ちの損失を補填しています。

簡単に言うと権利取りした銘柄全体で損しなければ良いという考え方です。損益プラスマイナスゼロで売買できれば、優待+配当がそのまま利益になりますからね。

②に関しては以前当ブログで少し紹介したことがあるので今回はあまり触れません。

maropiko.hatenablog.com

ちなみに②の戦略で今回選んだ銘柄は「ラックランド(9612)」でしたが、予定通り成功したので、数銘柄分ヘッジできたことになります。

さて①に関してですが、皆さんも経験則で体験したことはあると思うのですが、買値までようやく戻ってきた銘柄をヤレヤレと売却したところ、さらに上昇していってしまったことがあると思います。そりゃそうですよね!買いたい人が多いということなんですから。優待の権利取りというのは、一過性で需給が崩れているだけであって、そのイベントが終われば通常モードに切り替わるので、再び上昇気流にのる銘柄が必ずあります。その銘柄の値上がり益で信用銘柄の損失を取り返してやろうというのが、①の考え方になります。

ここでも銘柄選択がカギを握るのですが、今回は「コスモス薬品(3349)」にその大役を期待しています。あくまで今日だけの結果だけ見ればうまく行っていますね。まだ売却していないので今後どうなるかは不明ですが・・・。

ちなみに4月は「くらコーポレーション(2695)」で成功しています。

①②両方に言えることですが、結局は銘柄選択で成功確率は大きく異なります。

私の場合はここ数年くらい毎回いろいろお試ししながら、一定の条件に合致した銘柄なら勝率が良いことを学んだので、最近では高い確率で権利取りに成功しています。

今のところどちらかと言えば①の方が成功確率は高いですね。

最後に今回の一連の権利取りに関して数字で示しておきましょう。

◆5月の権利落ちでの損失が約20万円。

コスモス薬品(3349)の現在の含み益は約8万円(300株保有中)

②ラックランド(9612)の売却益が約5万円+1,500株保有中

以上の結果から、通常は権利落ちでの損失がもう少し減ること、①②で含み益の拡大期待から権利落ちの損失は埋められるものと考えています。損切りした銘柄からも税金がかえってきますしね。

 

それではまた明日(@^^)/~~~

 

◆書籍紹介

 早くも四季報先取り号の季節がやって参りましたね。

  

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