本日の決算銘柄から気になる銘柄をピックアップ

本日は今まで記事にしてきた銘柄で決算を発表した銘柄が多いので、いくつか気になったものをピックアップして確認しておこうと思います。

◆やまや（9944）

元々業績予想が高過ぎると思っていたのですが、「やはりな！」という感じの決算内容ですね。今期はチムニーを子会社化してから初の決算になるのですが、内容を見るとチムニーはまずまずなのですが、親会社「やまや」の酒販事業が増税後の販売に大苦戦したが原因のようですね。第1四半期の前年同期比で営業利益は1.14億円（前期比14.4％）しか稼げていません。チムニーとのシナジー効果も含めてもう少し長い目で見る必要はありそうですね。

◆第一カッター興業（1716）

平成26年6月期の業績に関しては先週上方修正を発表していたので、今回は平成27年6月期の業績予想に注目が集まると思うのですが、残念ながら減益予想ですね。人件費と外注費が増加することを見込んでのようですが、引き続き外部環境は良さそうなので上振れを期待しても良いのかもしれませんね。毎期保守的な予想が常の会社なので･･･。

ちなみに本日の終値は1,612円なので、減益予想とはいえ今期の予想PERは7.84倍しかありません。明日株価が大きく下落するようなら少し買ってみるのも面白いかもしれませんね。

◆中野冷機（6411）

この好決算を受けて通期の業績予想を上方修正しています。

修正の理由はセブンイレブン向け売上が当初予想を上回り、また物流センター等の大型物件の売上及びスーパーマーケット向け売上も堅調だったことで、工場の操業度が上昇したことで利益面も大きく予想を上回ったようです。

実は第1四半期決算が大きな問題はなかったものの、私が期待していたよりも物足りなかったので主力銘柄に格上げしなかったのですが、第2四半期でここまで伸びてくるとは予想できませんでした(>_<)

4月にブログにエントリした内容を改めて読み返してみても、もう少し当社で勝負をかけても良かったのかなと後悔しています。

◆ユニバーサル園芸社（6061）

本決算だったのですが、今期の業績予想も含めて増収増益なので好調を維持しているのですが、事業内容も含めてすべてが地味過ぎます^^;

割安なのは間違いないのですが、なかなか株価が大きく跳ね上がる場面が想定できないところがつらいですね。

◆大阪工機（3173）

元々今期は昨年子会社化した関東の販社２社が通期寄与するので、業績予想は好調だったのですが、第1四半期終了時点ではその予想を上回ってきていますね。

強気な中期経営計画に対する成長性と、割安度（時価総額28.88億円）の両面から今後も注目していこうと思います。

それではまた明日(^_^)/~

◆書籍紹介

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