安物買いの銭失い
このGWは以下の本を丁寧に読み直しています。
- 作者: ピーターリンチ,ジョンロスチャイルド,Peter Lynch,John Rothchild,三原淳雄,土屋安衛
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2001/03
- メディア: 単行本
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その中で次のような記述があります。
「株価が安いというだけで平凡な見通しの会社の株を買うことは、お金を失うもとである。」というものです。「安物買いの銭失い」ってことですね。
昨年のような例外的な相場ではこの言葉は当てはまらないですが、通常の相場環境では非常に的を得た名言です。
特に私のように割安株投資を行っている者には注意しないといけない内容で、ついつい割安度が高いだけで手を出したくなるのですが、満足のいくパフォーマンスが得られないことも多々あります。後で振り返ってみるとそれは”平凡な見通しの会社”であることが多いですね。
私の中では”平凡でない見通し”の会社とは、直近と今期の成長率が10%未満の会社と考えています。このような絞り込みを行うとなかなか合致する企業が少ないことが多いのですが、だからこそそれに合致する企業でPFを組み、3~5年くらいの期間で投資を行えば良いパフォーマンスを得られるのではないでしょうか。
私も昨年の大相場ですっかり自分の投資ポリシーを乱していたので、4月以降上記の考え方でかなりPFをいじっています。まだ完全とは言えませんがそれなりに満足できるPFになってきているので、あとはパフォーマンスが向上するのを気長に待つだけですね^^;
それではまた明日(^_^)/~
◆書籍紹介
kindle本GWセールは5/6までです。
こちらは私も購入した本で、ゲーム理論の入口としてはおすすめの本です。2時間もあれば読み切れる物語形式の内容で、67%OFFの499円です。