割安株投資研究所

2004年に株式投資をはじめました。現在の投資スタイルは割安株投資がメインです。好きな格言は「人の行く裏に道あり花の山」。

ジーテクト(5970)って安いんちゃうか?

【5970】ジーテクト

ホンダ系の自動車骨格プレス部品メーカー。11年菊池プレスが高尾金属を合併、海外積極展開。JPX日経400の構成銘柄。

 

◆事業内容

金型を自社のシミュレーション技術によって設計し、精度の高い金型を製作。併せて、高効率な溶接ラインや高度な精密機械加工技術により、高品質な車体部品、トランスミッション部品を生産しています。

グローバル展開を積極的に進めており、得意先の生産拠点を網羅し、顧客ニーズに対応可能なグローバル部品供給体制を確立するために積極的に海外展開を行っており、10ヶ国18拠点、25工場、2R&Dを展開しています。

得意先別の売上高を見ると、ホンダ向けが7割を超えており、ホンダの生産動向に業績が左右される面は否めないでしょう。

 

◆株式データ(4/7終値

株価   1,337円

単元株数 100株

PER   6.8

PBR   0.68

配当利回り 1.50%

時価総額 587.36億円

発行済株式数 43,931,260株

 

◆最新決算(平成26年3月期第3四半期決算

以下は(昨年比/通期業績予想進捗率)で記載します。

売上高  1316.14億円(13.6%/73.9%)

営業利益 98.81億円(1.5%/70.6%)

経常利益 99.91億円(3.0%/74.6%)

四半期純利益 61.62億円(△2.0%/70.8%)

 

◆目標株価 2639円

事業価値 140億円×0.6/6%=1400億円

財産価値 284.31億円

負債   524.75億円

株主価値 1159.56億円

 

◆注目ポイント

やはり割安度は高そうですね。今期の業績が未達懸念はあるのですが、たとえ今期の予想営業利益140億円に届かなくても、現在の時価総額587.36億円は安すぎだと思います。

この業界は国内に限って言えば来期に不安もありますが、当社は売上の7割が海外事業ということを考えれば、その影響も限定的となるでしょうし、それが影響して株価が調整するようなことがあれば、下値を拾っておくと報われる可能性も高いのではないでしょうか?

来期に関しては四季報を見た感じでは増収増益の予定です。設備投資も積極的に行っており、来期以降の業績拡大に向けた投資を行っていることも評価したいポイントですね。

また4/1に株式分割をしており小口投資家からの投資が期待できることや、JPX日経400採用銘柄なので機関投資家からの投資が期待できそうなこともポジティブな一面だと思います。

 

◆コメント

私の中では同じ自動車部品業界の割安銘柄ということもあり、「ニチリン(5184)」とどうしても比較したくなります。

営業利益と時価総額の倍率を比較(4/7終値比)してみましょう。

ニチリン(5184)・・・予想営業利益42億円:時価総額130.15億円=3.10倍

ジーテクト(5970)・・・予想営業利益240億円:時価総額587.36億円=2.45倍

直近で株価が好調なニチリンよりやはり営業利益倍率で考えると割安度は高そうですよね。まぁ、財務はニチリンの方が堅実なので一概にこれだけでは語れませんが・・・。

いずれにせよ両銘柄とも割安度は高そうなので、現在の株価が高値圏にあるニチリンは買いにくいという方は、当社の方が買いやすく感じるのではないでしょうか?

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それではまた明日(^_^)/~

 

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やはりkindle本はタブレットで読むのが一番しっくりきますね。

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