割安株投資研究所

2004年に株式投資をはじめました。現在の投資スタイルは割安株投資がメインです。好きな格言は「人の行く裏に道あり花の山」。

まろぴこ銘柄の新四季報での雑感

発売された四季報で皆さんも保有銘柄のチェックは行いましたか?

前号との比較もぜひしてみて下さいね。

会社四季報 2014年2集 春号 [雑誌]

会社四季報 2014年2集 春号 [雑誌]

 

 

本日は「まろぴこ銘柄」で新四季報のチェックをしておこうと思います。

すべては取り上げる時間がないので目立って良い銘柄だけ取り上げます。

第一カッター興業(1716)

東証IRフェスタの「カナモト(9678)」の説明会でも感じたのですが、震災復興関連の工事はまだまだ需要は大きいということです。がれきの処理はほぼ終了しましたが、これから本格的に復興に向けた工事が始まるので、今後数年はこの業界は明るい未来が待っているでしょうね。

また、高速道路や橋脚補修など採算よい公共工事も伸びているようで、この分野も東京五輪と言うビッグイベントが控えているだけに需要が細ることはないでしょう。

15年6月期も工事は公共、民間とも増加するようなので、もともとバリエーションも割安なだけに来期は主力銘柄の一角に期待できそうです。

ニチリン(5184)

四季報の増益幅が非常に大きい。2014年12月期営業利益が前号35億円→今号42億円(会社予想は40億円)。

2/18の本決算発表後は株価も大きく反応したが、その後は鳴かず飛ばずといった感じです。EPSが227.19円なので3/17の終値1089円でのPERは4.75という割安度の高さです。

何かしらのカタリストがあれば株価は再び大きな上昇曲線を描くのではないかと思います。株価1000円がだいたい時価総額100億円くらいなので、そろそろファンドの買いが入ってきても良さそうなんですけどね?

ウェッズ(7551)

個人的には来期は不安要素もあるのですが、四季報の数字を見るとさらに伸びる予想です。四季報のコメントを読むとコンサル等の助言という文言がありました。やはりここ数年の好調な業績や今回のサプライズな増配の背景には、優秀なブレイン(コンサル)の存在があったんですかねぇ?

だとすれば、今後さらなる株価の上昇も期待できるのかもしれませんね。

グラファイトデザイン(7847)

2014年2月期もすでに3度の上方修正を行っているように業績は絶好調なのですが、2015年2月期もさらに伸びそうですね。

国内の好調な販売が続くことに加え、米国での販売増と新たに取り組んでいる自転車の販売も期待できそうです。

さらに付け加えると将来的には得意のカーボンパイプの加工技術を生かして、様々な分野への事業展開の可能性も残しているので、長い目で投資を考えたい企業の一つだと思っています。

 

以上の4銘柄が四季報を読んでポジティブに感じた銘柄たちです。

来週の相場次第ですが、調整局面が来ればこれら4銘柄+新規有望銘柄を中心に買い増しを狙っていこうと思います。

 

◆書籍紹介

私も昨日読ませていただきました。一番学んだのは自分の頭で考えることの大切さです。なかなか難しいんですけどね。

65ページの「PERを実際に計算してみよう」という問題があったのですが、結構できない方が多そうな気がします。何事も基礎は大事なので、これくらい楽々解ける知識は身につけておきたいですよね。皆さんもぜひチャレンジしてみて下さい。

ちなみに私は大丈夫でしたよ。電卓がお友達ですから^^;

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それではまた明日(^_^)/~

 


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