割安株投資研究所

2004年に株式投資をはじめました。現在の投資スタイルは割安株投資がメインです。好きな格言は「人の行く裏に道あり花の山」。

建機レンタル最大手のカナモト(9678)が好決算を発表

本日は東証IRフェスタにも参加していた「カナモト(9678)」の決算速報に触れておこうと思います。

実は東証IRフェスタで説明会に参加させていただいたのですが、説明を聞いているとどうも第1四半期の業績に自信がありそうな口ぶりだったので、とりあえず100株だけ投資をしておきました。期待半分、不安半分でこの日を待っていたのですが、期待以上の決算でうれしい誤算ですね。まぁ100株だけしか保有していないのでPFの成績アップにはほぼ影響はないんですけどね^^;

それでも2日間も東証IRフェスタに参加した価値はあったかなと思います。週明けの株価が上昇するとはまだ決まっていませんが・・・。

それでは決算もろもろを確認しておこうと思います。

 

◆株式データ(3/7終値

株価   3,035円

単元株数 100株

PER   18.11

PBR   2.01

配当利回り 0.99%

時価総額 1,095億円

発行済株式数 36,092,241株

 

◆決算速報

平成26年10月期第1四半期決算短信」で数字を確認しておきましょう。

以下は(昨年比/通期業績予想進捗率)で記載します。

売上高  331.48億円(15.5%/28.2%)

営業利益 56.51億円(45.6%/45.1%)

経常利益 56.84億円(47.5%/47.0%)

四半期純利益 33.46億円(55.6%/55.3%)

以上のように増収増益の好決算でした。進捗率も利益面は素晴らしいですね。

 

◆目標株価

一応目標株価も算出しておきましょう。

事業価値 1253億円(125.3億円×0.6/6%)

財産価値 367.80億円

負債   400.84億円

株主価値 1219.96億円

目標株価 3380円

今期の業績も上方修正の可能性が大きいので、株価は3500円を目指す展開になる可能性は高いのではないでしょうか?

 

◆コメント

もともと時価総額の大きな会社に投資することは少ないので、あまり真剣に投資を考えなかったのですが、当社に関しては会社説明会の話とバリエーションを考えると前向きに投資を考えても良いのかなと思っています。

会社説明会の話を聞く前は、復興特需の恩恵を受けているだけの会社だと思い込んでいたのですが、しばらく好業績が続く可能性が高い会社かもしれないと話を聞いて考えが変化しました。

まず、復興事業とはそう簡単に終了するものでもなく、まだ数年以上現在の東北地方での建機の需要は続きそうだということ。さらに、現在進行中あるいは今後予定されているインフラ整備事業も数多く控えていることもあり、2020年過ぎまでは関東圏を中心に建機の需要が高水準な状態を維持しそうだということです。

さらに会計的なことでは、数年すると減価償却を終えた建機が出始め、会計上の費用削減でPL上の利益率の向上が期待できるということです。

これらのことを考えると、現状の株価に割高感がある訳でもないので、虎の子の100株は大事に取っておこうと思います^^;

 

◆書籍紹介

 今月は四季報発売の月ですね。ということで恒例の四季報を先取りした雑誌を購入して、他の投資家を出し抜きましょう。本代くらい軽く回収できると思いますよ^^;

 

それではまた明日(^_^)/~

 


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