割安株投資研究所

2004年に株式投資をはじめました。現在の投資スタイルは割安株投資がメインです。好きな格言は「人の行く裏に道あり花の山」。

立川ブラインド工業(7989)の立会外分売

本日の相場は行ったり来たりで忙しい相場だったようですね。

「まろぴこ銘柄」は、目立つところでは「ウェルネット(2528)」が3.48%上昇したくらいであまり大きな値動きはありませんでした。

さて本日の本題は「立川ブラインド工業(7989)」の立会外分売についてです。

こちらの企業は以前ブログで取り上げたことがあるのですが、取り上げた当時の株価が480円で、分売価格が492円なので、あまり変化はありません^^;

この企業は12月決算銘柄で、今月2013年12月期の決算発表があったので簡単に振り返っておきます。以下は(昨年比/通期業績予想進捗率)で記載します。

売上高   386.58億円(1.4%/97.7%)

営業利益  18.95億円(11.6%/102.4%)

経常利益  20.31億円(11.5%/111.6%)

当期純利益 9.83億円(47.2%/124.4%)

以上のように増収増益で、利益面については第2四半期の上方修正後の予想数値も上回ってくる好調な決算でした。

主力の室内外装品関連事業において、新製品の積極的な販促活動と継続的なコスト低減活動が実を結んだ結果のようです。

今期の業績予想も確認しておきましょう。

売上高   402億円(4.0%)

営業利益  20.5億円(8.2%)

経常利益  21.2億円(4.4%)

当期純利益 10.3億円(4.8%)

以上のように今期も増収増益を予想となっています。

今期の業績も好調ということなら、どこかで株価が見直されても良い気がしますが、如何せん地味な企業で多くの投資家に認知されていない可能性が高いので、株価が本当に反応してくれるかどうかは怪しい気もします。

それでは立会外分売について考えてみます。

分売実施日:2014年2月25日(火)
市場:東証 2部
信用貸借区分:貸借
分売価格:492円
前営業日終値:508円
割引率:3.14%
申込単位:100株
申込上限:5,000株

立会外分売のポイント

(①株式指標①業績②権利取り③分売数量と信用貸借区分④チャート⑤相場環境)

①PER10.24、PBR0.37、配当利回り1.97%なので、PBRで考えると下値不安は小さいと言えるでしょう。それもそのはず、時価総額111億円に対して、現預金90.3億円と投資有価証券19.5億円を保有していて無借金という財務状況ですからね。

②今期の業績はまだ第1四半期が始まったばかりなので何とも言えませんが、少なくとも会社予想は増収増益なので問題なしと判断します。

③12月決算銘柄で権利取りは遥か先なので期待できません

④分売数量は210,000株で普段の出来高は200,000株弱なので問題ありません。

⑤直近1年の日足チャートを見てみましょう

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11月からはボックス相場のように見えなくもないですが、まだ上昇トレンドなので問題ないですね。

⑥CME日経平均先物は22時現在、日中終値より100円くらい高い水準となっています。

以上の5点を総合的に考えると、私は申し込む方向で今のところ考えています。

 

◆書籍紹介

株式投資の本ではないのですが、kindle日替わりセールの本を本日は紹介します。

私も話があまりうまくないので、良く沈黙が流れることがあるのですが、この本でそういったときどう対処すれば良いのかを学んでみようと思います。

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それではまた明日(^_^)/~

 


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