いよいよ3Dプリンタの出荷が始まった「MUTOHホールディングス(7999)」
【7999】MUTOHホールディングス(東証1部)
業務用大判プリンタの最大手。CADソフトを核にしたSI事業を強化中。不動産賃貸併営
◆株式データ(2/14終値)
株価 491円
単元株数 1000株
PER 38.45
PBR 1.46
配当利回り 0.61%
時価総額 269億円
発行済株式数 54,818,180株
◆最新決算(平成26年3月期第3四半期決算)
以下は(昨年比/通期業績予想進捗率)で記載します。
売上高 163.84億円(26.4%/76.2%)
営業利益 11.10億円(-%/111.0%)
経常利益 16.31億円(365.0%/135.9%)
四半期純利益 11.32億円(502.2%/161.7%)
◆目標株価 416円
事業価値 15億円×0.6/8%=112.5億円
財産価値 115.67億円
(その他に土地を帳簿上50.94億円保有)
負債 ゼロ
株主価値 228.17億円
◆注目ポイント
・業績の進捗率が高いので上方修正期待
・3Dプリンタ関連銘柄
◆投資判断 B
まず、直近の決算ですが非常に好調です。第3四半期までの各種利益はすでに通期予想を超えています。目標株価を算出した際の営業利益は、現在の進捗をそのまま当てはめて15億円としています。
足元の業績ですが、各四半期ごとの営業利益は第1四半期が3.02億円、第2四半期が3.53億円、第3四半期が4.55億円と期を追うごとに数字が上向いています。
昨年10月にはアメリカ最大の展示会The SGIA (Specialty Graphic Imaging Association) showにおいて、当社の大型インクジェットプリンタ「VJ-1638」が2年連続で“PRODUCT OF THE YEAR”を受賞するという今までに前例のない快挙を成し遂げるなど市場において高い評価を得ていることや、市場環境の改善傾向が続いているのが好調な業績の下支えとなっているのでしょう。
また、今年の1月よりいよいよ3Dプリンタの出荷も始まり、当初予定を大幅に上回る受注を獲得しているようなのでさらに期待が持てるのではないでしょうか。
したがって、この旺盛な需要が今後も続き、為替が現在の水準で安定するようなら、来期は営業利益20億円以上も見込めると思います。
ここで仮定の話として、営業利益が20億円とした場合の1株利益は21.9円なので、人気の高い3Dプリンタ関連銘柄ということを考えてPERを30~40倍くらいで考えると、株価は657円~876円くらいはあってもおかしくはないと思います。
◆書籍紹介
古い本なのですが今でも内容は色褪せないオニールの本です。
オニールの相場師養成講座―成功投資家を最も多く生んできた方法 (ウィザード・ブックシリーズ)
- 作者: ウィリアム・J.オニール
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それではまた明日(^_^)/~