楽天が株主優待制度を導入
本日「楽天(4755)」が、東証一部への市場替えと増配及び株主優待制度の導入を発表しましたね。
PTSの株価を見ても大きく値上がりしているので、明日もあわよくばストップ高まで買われるかもしれませんね。東証一部への市場替えは予想できたことですが、株主優待制度の導入はサプライズだと思います。事業内容からして、もっと初期の段階から株主優待制度を導入していてもおかしくないと思うので、今さら何の目的で導入するのか勘ぐってしまいます。
まずは肝心の株主優待制度の概要を確認しておきましょう。
【株主優待制度の概要】
(1) 対象となる株主様
平成25年12月31日時点の株主名簿に記載された100株(1単元)以上を保有する株主様を対象と致します。
(2) 優待内容
① 東北楽天ゴールデンイーグルス主催の公式戦に抽選でご招待、又は、優待価格での観戦チケットのご提供(※1)
② 抽選で東北楽天ゴールデンイーグルス選手の直筆サイン入りグッズをプレゼント
③ 楽天市場でご利用いただける800円(200円×4枚)相当のクーポン(※2)
④ 楽天トラベルの国内・海外ツアー「楽パック」(※3)でご利用いただける6,000円相当のクーポン(※2)
⑤ 楽天koboでのコンテンツ購入にご利用いただける1,500円相当のクーポン(※2)
※1 東北楽天ゴールデンイーグルス主催の公式戦に関する優待内容(ご招待又はご優待)については検討中のため、対象となる試合を含め、詳細が決定しましたら楽天株式会社投資家情報ウェブサイトにて発表致します。
※2 クーポンは当社のサービス「ラ・クーポン(RaCoupon)」であり、ご利用にあたり楽天会員の登録が必要です。
※3 「楽パック」とは、航空券と宿泊を利用者が自由に組み合わせて予約・購入するダイナミックパッケージと呼ばれるパックツアー商品のことです。
当社は株主優待を今後、継続的に実施していく予定です。優待内容については今後変更となる可能性がございますのでご了承ください。
以上が株主優待制度の概要です。
感想としては「う~ん微妙だな^^;」という感じですかね。
私の場合は楽天koboもかなり利用しているので、楽天市場とトラベルも合わせて恩恵を受けられそうですが、各投資家の利用シーンによってかなりの温度差がうまれそうですよね。
私はアマゾンのkindleだけではなく、楽天koboでも電子書籍を利用しています。
楽天koboの魅力は何と言っても価格です。楽天koboは30%引きのクーポンはかなりの頻度で配信されてきますし、時には40%引き、50%引きのクーポンも配信されるので、私は読みたい電子書籍はそれらのクーポンを利用して購入しています。
koboも12月初旬に新しい端末が発売されるので、現在絶賛予約受付中です。
この機会に電子書籍デビューされるのも悪くないと思いますよ。
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すいません話がそれました^^;
もし明日ストップ高の場合、株価は1735円(173500円)ですので、期末配当の4円(400円)と優待クーポン8300円分で配当と優待を合算した総合利回りを計算すると5.0%ということになります。良くもなく悪くもないという利回りですかね。
結論としては、楽天のサービスを利用する機会の多い投資家にとっては、100株くらい購入しても良いのかなという感じだと思います。
個人的には今後株主優待で、楽天証券の手数料のキャッシュバックが実現するとうれしいんですけどね。
◆書籍紹介
良い本なので今週はこれを押し続けます。
それではまた明日(^_^)/~