11/11の決算銘柄 - 割安株投資研究所

【5184】ニチリン（平成25年12月期第3四半期決算）

増収増益の好決算です。先日銘柄紹介したばかりですが、やはり相変わらず業績は良いようですね。当時の投資判断をAとしているように、まだこの好業績が株価に織り込まれていないと思っているので、非常に魅力的な銘柄だと思います。財務面でも特に問題がなく、営業利益30億円予想の会社が時価総額が90億円ですからね。こんな会社中々ないですよ。

ちなみに私のPF上位の「ウォーターダイレクト」の時価総額は営業利益の8.7倍、「グラファイトデザイン」の時価総額は営業利益の5.4倍、「ウェッズ」の時価総額は営業利益の3.5倍なので、いかに「ニチリン」が割安かがお分かりかと思います。

皆さんもPF上位銘柄の時価総額が営業利益の何倍か計算されてみると良いと思います。まぁ、そんなことを書いておきながら、私は「ニチリン」にまったく投資していないのが痛いところです(*_*;

すでに第3四半期終了なので、株価は来期のことも見据えて動いてくると思いますが、今期の売上高に関しては北米とアジアが牽引している事実があり、これが続く限りは日本の販売が少し伸び悩んでも急激に業績が悪化しないのではないかと思っています。

【4624】イサム塗料（平成26年3月期第2四半期決算）

減収増益（営業減益）の決算で第2四半期までの業績予想に対しても、大きな特別利益があった四半期純利益以外は未達となってしまいました。

まぁ元々事業の方には大きな期待を抱いていないのですが、進捗率は良くないとはいえ今年も安定した利益は期待できそうです。

【6061】ユニバーサル園芸社（平成26年6月期第1四半期決算）

増収増益の決算で進捗率も良く今期も滑り出し良好といった感じですね。

収益柱のグリーン事業は景気回復を背景に関東・関西の両エリアとも好調のようです。その他の事業に関しては利益面で苦戦しているようですが、まだパイが小さいのであまり気にしなくても良いでしょう。

【1716】第一カッター興業（平成26年3月期第1四半期決算）

増収増益で前年と比較すると非常に良い決算です。ただし、公共事業が多くなるのは第2・第3四半期なのでまだ安心はできません。

しかし、この業種は良い決算の銘柄が多いので、やはり国土強靭化の支えがあるうちは強気スタンス継続で良いと思います。