八洲電機（3153）の目標株価

本日は、日立系の電機技術商社である「八洲電機（3153）」の目標株価を考えたいと思います。
ですが、いつもと違い時間がないので、簡単に数字を確認するだけにしますので、悪しからず(^_^;)

まず、事業や前期の決算など詳しいことはこちらの「第69期決算説明会動画」をご覧ください。

次に株主還元も確認しておきます。
まず配当政策は、安定的な配当を継続して行うことを基本方針としていおり、配当性向は明記されていません。
ちなみに、前期の配当金は13円で配当性向は37.5％でした。
また、株主優待は8/21に「株主優待制度の導入」を発表しました。
ちょうど今月末が権利取りとなっていますので、気になる方はご確認ください。

最後に、7/31に第1四半期の決算発表があったので「平成26年3月期第1四半期決算短信」で数字を確認しておきましょう。
以下は（昨年比/通期業績予想進捗率）で記載します。

売上高143.1億円（6.9％減/15.9％）
営業利益0.87億円（48.7％減/5.3％）
経常利益1.22億円（40.6％減/7.1％）
四半期純利益0.59億円（25.8％減/6.9％）

以上のように第1四半期を終えての決算は減収減益でした。進捗率も最悪ですね。
会社側の説明によると、受注は計画通りに推移したが、当期の売上高には寄与しませんでしたということです。
そう言われると、そうですかとしか言えないので、第2四半期の結果でこれに関しては判断したいと思います。

それでは目標株価を計算します。
まず事業価値は、今期の予想営業利益16.3億円に割引率を10％で計算すると97.8億円になります。
財産価値は73.65億円、負債は6.05億円です。
したがって株主価値は165.4億円になります。株価に直すと759円です。
9/20の終値が431円（時価総額98.88億円、ＰＥＲ10.79倍、ＰＢＲ0.68倍、配当利回り3.02％、配当優待利回り5.3％）なので、現在の株価は約43％割安であるという結論です。

微妙な結果ですね。
でも結局は今期の業績が第1四半期の結果をみると不透明なので、どうなるかというのが買今後の株価に大きな影響を与えるのでしょうね。

それではまた明日(^_^)/~


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