東京ラヂエーター製造（7235）の目標株価

本日はいすゞ向けが約5割のラジエーター中堅の「東京ラヂエーター製造（7235）」の平成26年3月期第1四半期決算をフォローしておきたいと思います。

まずは本日発表になった「平成26年3月期第1四半期決算短信」で数字を確認しておきましょう。
以下は（昨年比/第2四半期累計業績予想進捗率）で記載します。

売上高67.26億円（3.8％増/53.4％）
営業利益4.81億円（4.4％増/64.1％）
経常利益5.87億円（16.0％増/73.4％）
四半期純利益3.77億円（18.6％増/83.8％）

以上のように第1四半期を終えての決算としては増収増益となりました。
第2四半期までの業績予想は減収減益だったことを考えると、サプライズ感のある決算と言えるかもしれませんね。
ホルダーの皆様おめでとうございます＼(^_^)／

会社側の説明によると、当社の主要市場であるトラック業界では、国内およびタイなどのアジアで需要増があったようで、売上高が好調に推移したようです。
利益面においては、売上高の増加と経費の抑制および原価低減活動の結果、増益となったようですね。

次に前回銘柄研究を行った時の「東京ラヂエーター製造（7235）の目標株価」を確認しておきましょう。
前回の目標株価は、事業価値の割引率を10％で計算して1112円でした。

まだ今期の業績予想では目標株価を算出していなかったので今回算出しておきたいと思います。
まず事業価値は今期の予想営業利益18億円に割引率を10％で考えて108億円になります。
財産価値は29.78億円（今回は預け金の48.14億円を外しました）、負債は7.51億円です。
したがって株主価値は130.27億円になります。株価に直すと905円です。
8/7の終値499円（時価総額71.86億円、ＰＥＲ6.84倍、ＰＢＲ0.49倍、配当利回り1.50％）なので現在の株価は約45％割安であるという結論です。

まだ第1四半期が終了しただけなので何とも言えませんが、上方修正の可能性もあり事業価値が上振れる可能性のあることを考えれば、現在の株価は割安と言って良いのではないでしょうか？
明日の株価がどのくらいで寄り付くのか注目したいと思います。

それではまた明日(^_^)/~