割安株投資研究所

2004年に株式投資をはじめました。現在の投資スタイルは割安株投資がメインです。好きな格言は「人の行く裏に道あり花の山」。

ドトール・日レスホールディングス(3087)の目標株価

本日は、FC中心の喫茶店「ドトール」と直営のパスタ「五右衛門」などを展開し、コーヒー類の卸売りも行う「ドトール・日レスホールディングス(3087)」の目標株価を考えたいと思います。

私には珍しく大型株なのですが、妻が投資したいと申していますので、少々研究しておくことにします(^_^;)

「2013年2月期決算補足説明資料」によると、売上高比率は「ドトール直営(11%)」「エクセシールカフェ(10.7%)「洋麺屋五右衛門(14.4%)」「FC向卸売上(22.3%)」などが主力事業となっています。
個人的には、「コメダ珈琲店」の模倣業態である「星乃珈琲店」に期待しています。ここのケーキは美味しいみたいですね。
事業に関してはブランド力のある事業に支えられているので、売上に関しては大きな成長もないですが、その逆もなく安定感のある企業だなという印象です。
営業利益に関しては、統合後ジリ貧になっており、2008年2月期の100.04億円をピークに2012年2月期の70.96億円まで下がり続け、やっと2013年2月期に71.79億円と初めて営業増益となりました。
その「平成25年2月期決算短信」を確認すると、売上高1078.25億円(0.1%増)、営業利益71.79億円(1.2%増)、当期純利益35.98億円(43.2%増)の増収増益でした。
今期の業績予想に関しては、売上高1111.83億円(3.1%増)、営業利益77.03億円(7.3%増)、当期純利益37.09億円(3.1%増)と今期も増収増益の予定です。
既存店計画はドトールが101%、日レスが103%となっており、とりあえずこの数字を月次で確認しておく必要はあるでしょうね。

それでは目標株価を考えていきたいと思います。
まず事業価値に関しては、予想営業利益77.03億円に割引率を8%で計算すると577.75億円になります。
財産価値は344.07億円、負債は32.24億円です。
したがって株主価値は889.58億円です。株価に直すと1758円です。
5/24の終値が1265円時価総額640.21億円、PER16.94倍)なので、現在の株価は28%割安であるという結論です。

東証1部の大型株ということを考えれば悪くない割安度ではないでしょうか?
チャート的には非常に投資するのに躊躇してしまうのですが、投資を前向きに考えても良いかもしれません。

それではまた明日(^_^)/~


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