割安株投資研究所

2004年に株式投資をはじめました。現在の投資スタイルは割安株投資がメインです。好きな格言は「人の行く裏に道あり花の山」。

ヤマダコーポレーション(6392)の決算速報

本日は「ヤマダコーポレーション(6392)」の2013年3月期本決算を確認しておきたいと思います。
表題は決算速報としておきながらすでに6日も過ぎてしまっていることはご容赦ください(><;)
まず、前回銘柄研究したときの記事「ヤマダコーポレーション(6392)の目標株価」を見ておきましょう。
前回の目標株価は453円(株主価値54.33億円)でした。
内訳は事業価値46.2億円(営業利益7.7億円/10%)、財産価値21.02億円、負債は12.89億円です。

それでは発表になった「2013年3月期決算短信」を確認しておきます。
売上高82.79億円(0.4%減)、営業利益10.46億円(31.0%増)、当期純利益6.47億円(28.2%増)と減収増益となりました。
営業キャッシュフローは7.82億円、投資キャッシュフローは-0.73億円としっかりキャッシュも稼いでいます。
代表的な指標を確認すると、ROE自己資本当期純利益率)14.7%、ROA(総資産経常利益率)9.9%、営業利益率12.6%(前期9.6%)、配当金8円(配当性向14.8%)です。
来期の業績予想は、売上高84億円(1.5%増)、営業利益8.2億円(21.6%減)、当期純利益5.5億円(15.0%減)、1株当たり当期純利益45.98円と増収減益の予想です。
ここで、前期の会社計画と実績との比較を確認しておきます。
売上高82億円(計画比1.0%増)、営業利益6.9億円(計画比51.6%増)、当期純利益4.8億円(計画比34.8%増)となっており、利益面では大きく計画を上回る好決算となりました。

詳しい事業の概況に関しては、時間がないので割愛しますが、セグメント別にみると米国が好調のようです。今期の想定為替レートが米ドル94円なので、業績予想が今期も多少上振れる可能性はありそうですね。

それでは今期の業績予想から目標株価を考えたいと思います。
まず事業価値は予想営業利益8.2億円に、割引率を10%で計算すると49.2億円になります。財産価値は26.64億円、負債は12.4億円です。したがって株主価値は63.44億円になります。
株価に直すとす529円になります。
5/20の終値が278円時価総額33.36億円)なので、現在の株価は47%割安であるという結論です。
今期は減益予想でもまだ割安度は高いですね。業績の上振れが期待できるかもしれないことを考えると投資妙味はあるかもしれませんね。

それではまた明日(^^)/~~


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