割安株投資研究所

2004年に株式投資をはじめました。現在の投資スタイルは割安株投資がメインです。好きな格言は「人の行く裏に道あり花の山」。

絶好調の電算システム(3630)の第1四半期決算

本日は、4/30に平成25年12月期第1四半期決算を発表した「電算システム(3630)」の決算フォローを行いたいと思います。

まずは前回記事にした「電算システム(3630)の目標株価」を見直しておきましょう。
ちなみに、割引率10%のときの前回の目標株価は2165円(株主価値100億円)でした。
内訳は、事業価値60.6億円(10.1億円/10%)、財産価値39.4億円、負債ゼロです。

次に4/30に発表になった「平成25年12月期第1四半期決算短信」を確認しておきます。
売上高57.75億円(3.7%増)、営業利益2.84億円(96.1%増)、純利益1.56億円(89.9%増)と増収増益でした。
中間決算に対する進捗率は売上高49.1%、営業利益72.8%、純利益75.7%となっており、利益面での進捗率は素晴らしいですね。

詳しく中身を見ていくと、情報サービス事業の営業利益が前期に比べて飛躍的に伸びたことが好調な決算の要因となっています。具体的に経費のどこが?というのは決算短信だけでは見えてこなかったのですが、この点に関しては今後の宿題としておきたいと思います。
売上高に関しては進捗率が良いわけではないのと、後期の方が業績に影響を与える数字が大きいので、第1四半期の決算だけで今期の業績を鵜呑みにするのもどうかと思いますが、やはり好調な決算を確認すると安心しますよね。

この好調な決算発表により、本日の株価はストップ高となっています。
本日の終値が2271円なので、前回算出した目標株価は超えてしまいました。
しかしこの段階で上方修正を期待するのも怖いので、とりあえずは中間決算まで様子を見たいと思いますが、一応上方修正しそうな場合の目標株価も考えておきたいと思います。
今期の予想営業利益は10.1億円ですが、営業利益が12億円まで上方修正すると仮定すると事業価値は72億円になります。目標株価に直すと2449円なので、この数字は一応頭に入れておきたいと思います。

それではまた明日(^^)/~~~


株式長期投資 ブログランキングへ


にほんブログ村