ヒト・コミュニケーションズ（3654）の第2四半期決算

本日は、以前銘柄研究を行った「ヒト・コミュニケーションズ（3654）」の第2四半期決算を確認して、目標株価の修正を行いたいと思います。

まずは、4/10に発表になった「平成25年8月期第2四半期決算短信」を確認すると、通期の業績予想に対する進捗率は、売上高が48.4％、営業利益は57.2％となっています。
この企業はアウトソーシング事業の良し悪しが業績に直結します。特に、ブロードバンドとモバイルが主力事業となっています。
ブロードバンドはテレビ販売との親和性が高いようです。したがって今期は苦戦しています。
モバイルはスマートフォンの販売と次世代高速無線通信への加入促進業務が好調のようです。
詳しい内容に関しては「平成25年8月期第2四半期報告書」を参考にすると良いと思います。
今期は下半期に外部環境が激変して業績に大きな影響を与えることはなさそうなので、今の進捗率のまま通期の業績を予想しても良さそうです。

ということで、第2四半期の決算を踏まえて目標株価を算出したいと思います。
まず事業価値は、今のままの進捗率で通期の営業利益を予想すると18.3億円なので、割引率を9％で考えると122億円になります。
財産価値は16.7億円、負債は1.5憶円です。
したがって、株主価値はざっくりと137.2億円になります。株価に直すと1533円です。
4/12の終値が934円なので、現在の株価は39％割安であるという結論です。

前回、記事にした時の株価が760円でした。その当時に投資している投資家は、事業も順調に成長しているので、まだあわてて売ることはないと思います。むしろ株価が調整する局面では買い増しても良いくらいですね。

それではまた明日(^_^)/~


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