割安株投資研究所

2004年に株式投資をはじめました。現在の投資スタイルは割安株投資がメインです。好きな格言は「人の行く裏に道あり花の山」。

ワッツ(2735)の目標株価

本日は100円ショップで業界4位の「ワッツ(2735)」の目標株価を考えてみたいと思います。

「ワッツ(2735)」に関しては、割安銘柄で有名なので今更取り上げるのもどうかとは思いますが、今の株価で投資しても大丈夫なのかどうかを一度確認しておきたいと思います。

事業内容に関しては詳しい説明の必要もないでしょう。
あえて特徴を説明するなら、生活雑貨中心の品揃えで、小規模店舗が中心で、居抜き出店が多く、ローコストの出退店が可能というのが他の競合企業との違いでしょうか。

今期の業績も非常に順調に推移しています。詳しい業績と内容については、こちらの「JASDAQアナリストレポート」を確認すると良いと思います。
売上は微減ですが、営業利益は2ケタの伸び率となっています。理由は食品の構成比が下がり雑貨の構成比が上がったということです。私も小売業に勤めているので雑貨が儲かるというのは納得がいきます(^_^;)
通期の業績予想から考えるとほぼ計画通りに来ており、目標株価を考える際にも会社計画の数字をそのまま適用しても問題なさそうです。

ということでまず事業価値を考えると、今期の予想営業利益は23億円なので、割引率8~10%で計算すると138~172.5億円となります。
直近のBSから財産価値は36億円、負債は23億円です。
したがって株主価値はざっくりと151~185.5億円になります。
株価に直すと1082~1329円です。
3/1の終値が741円なので31.5%~44.2%割安であると言えます。

う~ん、まだまだ割安ですねぇ。
株価が上昇する前は「どんだけ割安だったんだ」って感じですよね(*v.v)。
成長性に関しては、国内市場は飽和状態なので、海外展開の成否と売上総利益率をどこまで高められるかによると思います。
このあたりをどのように評価するかによって、さらなる株主価値の上昇も見込めると思うので、そのあたりの判断は投資家によって違いが出てくるでしょうね。
いずれにせよ、中途半端な割安株に投資するよりは、業績にも安定感がありますし、この相場状況でも割安度はまだまだ高い方なので、十分投資して後悔しない銘柄の一つではないでしょうか?
と書きましたが、株価がこれ以上上昇しなくても責任は持ちませんよ(^▽^;)

それではまた明日(^_^)/~


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