イオンファンタジー（4343）　岡三証券「中立」→「強気」

1/2・3の記事で紹介したイオンファンタジーが岡三証券から投資判断の格上げがあり、本日の株価もそれを受けて堅調に推移しました。終値は1254円となっています。岡三証券が投資判断を「強気」に格上げレポートの内容を要約すると以下のような感じになります。大型ショッピングセンターの中で、ゲームセンターなどの遊戯施設を運営しているイオンファンタジー(4343)の投資判断を、岡三証券は1月9日に「中立」→「強気」に引き上げ、目標株価は1,600円と紹介した。　国内既存店売上高が回復しつつあり、2014年2月期以降は海外事業が先行投資負担局面から収支均衡、利益寄与局面入りし、2014年2月期は営業増益に転じると予想。　人気があるカードゲームは、「ドラゴンボールヒーローズ」、「ポケモントレッタ」等だが、1台当たりの売上高が高いのは「モンスター烈伝オレカバトル」。　2014年2月期には高水準な1台当たりの売上高が予想される「DRAGON COLLECTION シシトウ団の野望」を投入する予定。女児向けでも「アイカツ」が人気化しつつあり、ターゲット層の拡大、集客力の上昇が期待される。　第3四半期末店舗数は、国内では直営店317店、フランチャイズ3店で合計320店、海外はマレーシア24店、中国10店、タイ1店で合計35店。【業績予想】　2013年2月期の営業利益35億円（前期比3.2％減益）、1株利益93円80銭。　2014年2月期の営業利益43億円（前期比22.8％増益）、1株利益132円40銭。　2015年2月期の営業利益50億円（前期比16.2％増益）、1株利益154円40銭。ちなみに「いちよし経済研究所」でもレーティング「A」、目標株価2000円という評価を受けています。私が1/3の記事で示した目標株価は1716円（時価総額312億円）でした。 2015年2月期の経常利益を42.5億円でPER10倍と予想していたので、評価の内容は若干違いますが岡三証券のレポートとは似たような目標株価になっています。いちよし経済研究所の2000円という目標株価は、かなり楽観的に感じます。どちらにせよ、現在の株価がそこまで割安なわけではないので、新規に投資を行うのは躊躇しますが、ホルダーの方は売り時が迷いますね。2月決算銘柄なのでまだもう少し上昇が見込めるような気もするし、将来的には1600円以上はいきそうだしということで難しい判断が迫られていると思います。何でそんなことを気にするかって…？ 100株だけ投資してるからです(＞＜;)