イオンファンタジー(4343)の事業内容と業績推移
本日は仕事が早く終わったので、今年一発目の銘柄研究をしてみたいと思います。
最近子供が2歳になったばかりで、よくイオンモールへ遊びに行くのですが、そこでイオンファンタジーが運営する遊戯施設で遊ぶことがあります。
平日なんかは閑古鳥が鳴いていることも多いですが、週末の集客力は凄まじいものがあり一度しっかり業績と割安度を確認しておきたいなぁと思っていました。
イオンが大株主で個人投資家へ還元がどうなのかということも考えますが、配当性向も悪くなく、株主優待制度もあるのでそこまで気にしなくても良いのかなという感じです。
ということで本日は、イオンファンタジーの事業内容と過去の業績推移をまずは確認して、明日は中期計画を参考に目標株価を算出してみたいと思います。
事業内容は遊戯施設の運営と商品の販売で売上は施設運営で77.5%、商品で22.1%をあげています。
現在は幼児分野の強化による既存店の活性化と海外展開の強化の2分野に注力しているようです。
深く考えたわけではありませんが、売上を伸ばしていくには海外次第なんでしょうね。国内は少子化のためマーケットに限りがあるのでしょうね。シニア層を取り込んで孫とともに利用してもらうというとも行っているようですが、そのような努力はあくまでも既存店売上を横ばいにしていくに過ぎないのではないでしょうか。
成長のカギは中国・マレーシア・タイの海外事業でしょう。海外事業はまだ赤字ですが、マレーシアは黒字のようです。中国はまだ先行投資の段階で、タイは進出したばかりです。マレーシアの成功を考えると成長余力はありそうだと感じます。
次にの業績推移を確認をします。
(2012年2月期有価証券報告書より)
まず売上は昨年は多少持ち直しましたが、右肩下がりの傾向が続いています。売上のピークは2009年~2011年で490億円前後ありましたが、そのときと比べて現在は5%くらい減収です。
経常利益に関しては2010年2月期をボトムにV字回復しています。2012年5月より社長が交代したのですが、その後の業績も良く女性社長ですがやり手なのでしょうか?
今期(2013年2月期)の業績予想は増収増益ですが、パッと見た感じでは増収減益になるのではないでしょうか?
2月決算なので近いうちに下方修正があるかもしれませんね。
ここまで軽く事業内容と業績推移を確認した感じでは、投資対象としては個人的には食指があまり動きませんね。
ただし、海外事業に成長余力があるので、上手くいけば株価に大きなインパクトを与える可能性もあると思います。
また、株価が割安ならば短期で投資できる可能性もあるので、目標株価の算出はしてみたいと思います。
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