「ざっくり分かるファイナンス」石野雄一

ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務 (光文社新書)/光文社 ￥756 Amazon.co.jp この本を読んだきっかけは、著者の前著である「道具としてのファイナンス」を読んだことでした。内容的にはそちらの方が難解なのですが、そちらを読んだ時に感じたのが、難しい内容を簡単に説明してくれる人だなとということでした。 その著者が新刊を出版するということで即買いしたのが、この「ざっくり分かるファイナンス」という本でした。 ファイナンスとは、「企業価値の最大化」をはかるための意思決定（投資、資金調達、配当）のツールです。という話から始まりWACCや現在価値、会社の値段などファイナンスの基本を分かりやすく説明してくれます。 普通のサラリーマンで金融のことを詳しく勉強したことがない人などは、一度目を通しておくと目標株価の算出方法や企業価値とは何ぞやなど、投資家として一回り大きくなれるのではないでしょうか。 この本で基本を学んでから、前述した「道具としてのファイナンス」を読むとさらに理解が深まると思います。 道具としてのファイナンス/日本実業出版社 ￥2,520 Amazon.co.jp 株式長期投資 ブログランキングへ にほんブログ村